今回初めての就職先で、とんでもない目に合ってしまったF子さんのお話を紹介します。
なんだかこの部屋、臭う…。その臭いの原因は…!
大学卒業後、デザイン会社に就職したF子さん。働き始めて一週間で、もう就職したことを後悔している…。なぜなら、スタッフ達の様子が明らかに普通ではないのです。3日間同じ服の人、なんだか頭がテカテカで体臭も気になる人…(絶対お風呂入ってない…!)。寝袋を持ち込んでいる女の先輩からは「布団は邪魔になるから寝袋がいいよ!早く買いな~(笑)」と言われる始末。なぜかと言うと…。
家に帰れない!?ブラック会社の異常な環境…
働き始めた初日、上司から衝撃の一言。「定時?ないない!(笑)うち24時間営業だと思って!(笑)」そう、ここは定時で上がれることは絶対に無く、終電は逃すのが当たり前。休日出勤も当たり前の超絶ブラック会社だったのです…!
たまに帰れても疲れ果ててベッドに倒れこむので、家事もままならず。付き合っている彼とは仕事が始まってから一度も会えておらず、浮気を疑われる始末…(泣)
結婚も視野に入れていたので、焦ったF子さんは荒れ果てた部屋に彼を呼んで現状を話すことに…。
彼は「何それ!ちょっと異常だよ…!早く辞めないと身体壊すよ。」そう言われてハッとしたF子さん。このままだとダメだ…!辞めよう…!
絶対に辞めたいF子さんVS絶対に辞めさせない上司
勇気を出して退職届を出すも、上司は「まだ働いて1カ月でしょ?もうちょっとデザインを学んだら楽しくなるから!」と、受け取ってもらえず。
辛抱を重ね3か月後に退職届を出すも、「今皆忙しいの分からない?重要な案件もF子さんに渡してるんだから、ちゃんとやってから文句言って!(怒)」そう怒られる始末。受け取ってもらえないどころか、全く辞められる気配がないぞ…!?
そしてついに限界を迎えたF子さん、これだけは避けたかったが仕方ない…。
禁断の一手で退職することに…!
二度と会うことのない皆様、さようなら!
そう、F子さんはついに「飛ぶ」ことを決意!大事な持ち物だけこっそりカバンに入れて、机の引き出しには退職届を置いて…。
案の定翌日には会社から鬼のような着信が。それを全て無視していると、留守電にメッセージ…。「辞めるなら今月の給料払わねぇからな!お前みたいな根性無し、どこ行っても働けねぇから!(怒)」と、社長の罵声がたっぷりと録音されていました。
その後も何度か電話がありましたが、電話には出ずに必要な手続きは全て郵送で行い、無事退職することが出来ましたとさ…!
まとめ
「働く」ということは、自分自身の暮らしを豊かにするためのものだと筆者は思います。会社の為にという気持ちももちろん大事ですが、まずは自分自身を第一に考えて。身体を壊していたら元も子もないですよ!
「私の会社、ブラックかも…?」そう悩む人は、今一度冷静に考えてみてくださいね。
ftnコラムニスト:Yukky111