結婚するともれなくついてくるお盆やお正月の義実家への帰省。遠方だと莫大な旅費もかかりますし、馴染みのない地域や義両親と長時間過ごす時間などを考えて憂鬱になることもありますよね。今回は義実家の謎の慣習に悩む友人の話を聞いたので紹介します。
ftnews.jp

憂鬱な義実家への帰省

私の友人A子は関東育ちで結婚してからも関東に住んでいますが、旦那さんが九州出身でお盆やお正月など帰りたがるので、できるだけ九州の義実家へ帰省するようにしています。
義両親は、お義父さんは口数が少なく穏やかですが、お義母さんは物事をはっきり言う性格でA子は苦手なタイプでした。
お義母さんのこと以外にも義実家の謎の慣習が理解できないと、帰省するときは毎回憂鬱になるそうです。

まるで召使のようにこき使われる

義実家への帰省というと、みんなで仲良く食事をしてわいわいにぎやかに過ごすイメージですが、A子の義実家は正反対で、帰省してから帰路に就くまでほとんどゆっくりする時間もなく家事やお世話をさせられるんだとか。
お墓一帯の草むしりから始まり、庭や畑の水やりや手入れ、料理を作るのが嫌いなお義母さんに代わって帰省中はほぼA子が食事を作るそうです。
旦那さんは毎日仕事で疲れてるんだから実家でくらいのんびりさせてあげなさいと言われ、A子が一人で召使のように扱われるそうです。

義実家の謎の慣習

さらにA子を憂鬱にさせている義実家の謎の慣習があり、帰省のたびにお礼として10万円を包んで最終日に渡さないといけないそうで。

A子がほとんど家事をしてお世話をしている状況で、しかも高い旅費を払って帰ってきているのになぜ毎回10万円を渡すのか理解できずに、最初はさすがに旦那さんに意味が分からないとキレたそうですが、義実家ではそれが当たり前だと片づけられたそうです。

親戚が遠方から来て泊まる場合も同じらしく、全然納得できないけれど面倒くさいから考えるのをやめたと言っていました。

郷に入っては郷に従え?

A子にとっては不満ばかりの義実家への帰省ですが、大好きな旦那さんを思って毎回頑張っていると言っていました。
結婚してからおかしいと感じることが出てきても、もう我慢して受け入れるしかない…ということもあるかもしれません。
結婚するにはそれなりの覚悟が必要なのかもしれませんね。

ftnコラムニスト:karira