都会の喧騒から抜け出して、緑豊かな田舎の土地へ…。筆者の親戚はとある県の田舎に住んでおり、遊びに行くといつもリフレッシュできます。でもそれは遊びに行くだけだからかも??
今回は田舎に嫁いで酷い目に合ってしまったAさんのお話を紹介します。
ftnews.jp

嫁ぎ先は農家。田舎とはこういうもの!?幸せとは程遠い、奴隷のような生活

Aさんの嫁ぎ先は農家。周りは田んぼだらけで、スーパーへ行くのに車を1時間近く走らせなければいけない田舎でした。そんなAさんの一日は地獄のような忙しさ。朝早くから畑へ出る義両親よりも早く起きて朝食の準備、畑の手伝い、掃除や洗濯、買い物…。もちろん準備から後片付けまで全部Aさんで、誰も手伝ってくれません。それどころか少しでも遅くなると「遅い!家事しかできんやつが何をしとるんや!」と怒鳴られるのです…。

こんなにこき使われている毎日なのに、夫は一切助けてくれない。それどころか「田舎に嫁ぐとはこういうこと。皆そうやってきとるからこれが普通やろ。」と怒る始末。

自分の実家に帰りたくても、お小遣いも無いので交通費もありません。しぶしぶ田舎に嫁ぐことを許してくれた両親に「お金を貸してくれ」なんて、情けなくて言えないのです…。

怒りのスイッチは母の涙

ある日義母が作業中の事故で腰と足の骨を折る大怪我をしてしまい、しばらく寝たきり状態になってしまいました。それからというもの、義母はAさんの事をさらにこき使うように。「水持ってこい!」「トイレ!」「マッサージしろ!」。義母の介護をするのも全てAさんの役目。どうして?私はあなたの奴隷なの…??

ある日あまりに辛くなってしまい、一人車の中で泣きながら母親に電話をしました。すると「今すぐあなたの口座にお金を振り込むから、それを使って帰ってきなさい」と…。母は泣いていました。最愛の娘がそんな状態で、心底悔しかったのでしょう。
今まで聞いたことがない母の泣き声を聞いて、ショックを受けたAさん。急に怒りがわいてきました。「こんな家、出てって離婚してやる。その前に…義母だけにはやり返さないと気が済まない…!!」

逆襲のチャンス到来!やられた分だけやり返します!

ある日義姉と子ども、義父と夫の4人で1泊2日の温泉旅行へ行くと言い出しました。もちろんAさんは義母の介護で留守番。そんな最悪な状況ですが、Aさんにとってはまたとないチャンスがやってきたのです!

皆が出発してから、「水を持ってこい!」と言われたので、テーブルに水を置きました。「届かんやろバカもん!」と言われたので「お義母さん、今お義母さんに水をあげれるのって私だけですよね?」キョトンとする義母。「お義母さん、私ね。何を言われてもずーっと我慢してたんですよ。ずーっと。」不気味に微笑むAさんに少し怯みましたが、「何を言うとるんや!ふざけるな!」と怒鳴り散らす義母。Aさんは「そんな態度ならお水はあげられませんね(笑)」そう言って目の前で水を飲み干しました。すると「…お水を…ください。」と言うので「人に物を頼む時はそうですよね。幼稚園児でも分かりますよね(笑)」

その後もAさんはベッドの横に座り「お義母さん、明日の夜まで誰もいないので、寂しいでしょうからつきっきりでお話させてもらいますね!」
なんとAさんは、今までやられたことの恨みつらみを一晩中話し続けたのです。義母が寝ようとすると叩き起こし、「お義母さん、まだお話は途中ですよ。」と微笑みます。
一晩あけてすっかり怯えている義母。最後に「お義母さん、これからも私がつきっきりで、ずーっと介護してあげますね。これが嫁のお仕事ですものね。」義母はもう真っ青になっていました。

そして皆が帰宅する前に荷物をまとめ、実家に帰宅。すると翌日夫から鬼のような着信が来ていました。「お前おふくろに何言った?なんか様子が変なんだけど…!!」「いいえ?お義母さんにこれからも介護するって話したら断られただけ。もう私の顔も見たくないそうです。だからもう離婚するしかないですね(笑)」
その後も何度か夫が実家に来たりしましたが、激怒しているAさんの両親が夫を追い返し、無事離婚が成立したそうな。めでたしめでたし!

まとめ

逆襲の方法がお見事といいますか、義母からしたらかなりの恐怖体験となったことでしょうね。でもそれは自業自得。人を大切にしない人は、誰からも大切にされません…。
沢山辛い目にあったAさんですが、これからは自由に幸せに暮らしていけますように!!

ftnコラムニスト:Yukky111