「可愛いは正義!」という言葉がありますが、だからと言って、何をしても許される訳ではありません。
今回は、知人女性の人生転落エピソードをお届けします!
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バイト先のマドンナS

昔のバイト先に、Sという22歳の女子がいました。
Sはとても可愛い女性で、バイト先はもちろん、色んな男性から常に言い寄られていました。
しかし、彼女の性格は難ありで、実際はかなりの腹黒でした。
仕事は遅刻ばかりですし、面倒臭い仕事は絶対にやりません。何より、男性を味方にする技を熟知していたので、彼女は常に美味しいポジションに就くことができたのです。
職場の男性たちも、Sのおねだり攻撃を受けて、ちょくちょくジュースやらお菓子を奢っていました。Sはそれを誇らしげに「可愛いって得よね!」と言っていました。
当然ながら、女子ウケは最悪です。

可愛いけど、中身は幼い

そんなSですが、彼氏と長続きすることは稀でした。
たしかに彼女は可愛いのですが、その割に中身が幼いというのが、みんなが受ける共通の印象です。そのため、せっかく彼氏ができても、すぐに飽きられて振られてしまうのです。
「あーあ。男ってクズばっかり!」と文句を言うSでしたが、それもSの怠惰なライフスタイルにあるのかもしれません。
仕事では楽することばかり考えているし、男性に奢られることが生きがいのSに、年相応の才覚が身に着くとは到底思えません。

パパ活にハマるS

失恋してばかりのSは、今度はパパ活にのめり込んでいきました。
なんでも、アプリで知り合った既婚者男性に奢られたのをキッカケに、パパ活を日課にし始めたそうです。
「若くて可愛い今を、有効活用しないとね!」というSでしたが、時間は確実に過ぎていきます。
ほとんどのバイト女子が転職したり結婚していく中で、Sだけはバイトしながらパパ活を行っていました。

婚活難航中のS

気が付けば、私もSも28歳になっていました。
先日、Sから急に連絡が来て「良い男いない?私に釣り合うハイスペ限定!」と言われました。
なんでも、アラサーになりSも今までのようにパパ活が上手くいかなくなったので、今度は婚活に専念し始めたといいます。
しかし、年齢の割に中身が幼く、それでいて贅沢の染みついた彼女には、なかなか出会いがないのが現実でした。
年齢を重ねると同時に、中身も成熟していきたいものですね。

ftnコラムニスト:六条京子