ご近所で仲良しのママ友とのトラブルは絶対に避けたいですよね。今回はママ友に親切にしたことがきっかけで、クレクレママに振り回されてしまった知人のエピソードをご紹介します。
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新築マンションで出会ったママ友

40代のAさん夫婦は、5年前に新築マンションを購入しました。

当時Aさんは妊娠中、新しい家族を迎えてはじまる新居での生活を楽しみにしていました。

子どもが産まれて2ヶ月後、マンションのホールで赤ちゃんを抱いた20代のBさんに出会います。

子どもの月齢も近く、二人とも一人目ということで意気投合。

子どもが歩き出すようになると、一緒に公園へ出かける仲になりました。

二人目妊娠後にクレクレママ化

Aさんは以前から気になることがありました。

それは、Bさんの家はベビー用品が少なく、赤ちゃんがいるとは思えないほど整頓されていることです。

なにげなく「赤ちゃんいるのに部屋がきれいでうらやましい」と言うと、Bさんは「主人が嫌がるの」とボソリ。

じつはBさんの夫は、ベビー用品を買うのを極端に嫌がっているのです。

「どうせすぐ使わなくなるんだから、我慢しろ!」が口癖の夫。

それを知ったAさん「よかったら貸してあげるよ。使わなくなったら、返してくれたらいいよ」と言ってしまいます。

ブランド品ばかりせびってくるクレクレママ

最初のころは、Aさんは善意で貸していました。

しかし、Bさんが二人目を妊娠したころから雲行きが怪しくなってきます。

Bさんが遊びにくるたびに

「このおもちゃ今度もらってもいい?」

「娘ちゃんがこの前着てた服、下の子用にちょうだい」

と言ってくるようになったのです。

しかもBさんがほしがるものは、ブランドの幼児服や値の張るおもちゃばかり。

高齢出産ママに暴言で一気に関係悪化

貸し借りの条件だったはずが、いつの間にか何でももらおうとするBさんに嫌気がさしていたころです。

Aさんは「思い出のために手元にも残しておきたいの」と断ると…

Bさんが「え?ブランド品だからいやなの?どうせ一人っ子でしょ!ちょうだいよ」と吐いたのです。

さすがのAさんも、この一言にはカチンときたそう。

その後はBさんからのお誘いを一切断っているそうです。

たまに会ったときは「いとこに子どもが産まれたから、そっちに全部あげたの〜」とウソをついてBさんを撃退しているそうです。

今回は恩を仇で返されたクレクレママのエピソードをご紹介しました。

ママ友同士の安請け合いは危険です。

とくに無料でのやりとりは、その後トラブルに発展しやすいです。

ママ友とは、何でもやってあげたい気持ちをぐっとこらえて、ちょうどよい距離を保ってお付き合いしていきましょう。

ftnコラムニスト:広田あや子