つわりは個人差があるもの。時には周囲に理解してもらえず、辛い思いをしてしまうことも。今回は、実際に筆者が体験したエピソード。つわりを軽視してきた義母による、珍行動をご紹介します。
つわりが悪化、家事がおろそかに
念願だった妊娠!しかし、妊娠が分かった後、すぐにつわりが始まりました。想像以上に辛いつわり…。常に乗り物酔いのような感覚に襲われ、寝込んでしまう日もありました。
その後、料理が完全にできなくなってしまった私。「俺は自分で弁当買ってくるし、家事は最低限でいいよ」と言ってくれた夫の言葉に甘えて、休める時は休ませてもらっていたのですが…。
義母からの容赦ない説教の嵐
私がつわりで苦しんでいることを聞きつけた義母。突然、家にやってくると、「あら、大変そうね〜」と声を掛けてきました。
ただ、それは夫がいる時の仮の姿。夫が席を外すと、私に対する文句を連発!
「つわりは病気じゃなくて気の持ちよう」「出来合いものばかり食べさせて、息子がかわいそう」「望んでできた子供なんだから、責任をもって家事も頑張りなさい」
家事をおろそかにしている私に、説教しに来るのが義母の目的だったのです。
謎の浴衣はいりません!
そんな意地悪な義母でしたが、なんと私のために差し入れを持ってきてくれたとのこと。
「実は私のことを気遣ってくれたんだ」と思ったのも束の間、袋を開けて仰天!中には、古びたシワシワの白い浴衣が…。
「私が息子を妊娠していた時に、着ていた浴衣よ」「着心地もいいし、厄除けの効果があるから今すぐ着なさい」などと、誇らしげに義母は言いました。
なぜ妊婦に浴衣!?変な匂いもするし、逆に呪われてしまいそう…。驚愕のプレゼントに冷や汗が止まらない私。丁重にお断りし、夫に頼んで速やかに帰ってもらいました。
つわりは甘えだと説教してきた義母。浴衣を持ってきた珍行動も、理解しがたいものでした。
ftnコラムニスト:はぴまる