ママ友の家に呼ばれたので遊びに行ってみると…
「息子の保育園で知り合ったママ友のBさんは、とにかく自分の家に呼びたがる人でした。
週末は我が家も予定が入っていることが多かったので、なかなか誘いにこたえられていなかったのですが、あるとき都合が合ったので、息子と一緒に遊びに行かせてもらったのです。
Bさんのお宅は、わが家の息子(保育園年中)と同い年の男の子と、2つ下で3歳の男の子の2人のお子さんがいます。
お邪魔して最初の10分ほどママ同士で話していると、「ちょっとごめん!洗濯物が回り終わったみたい!」とBさんが席を立ち、洗濯物を干しに行きました。
干し終わったらすぐに戻ってくると思いきや、なかなか戻ってきません。その間私は息子たちの戦いごっこの敵役をやらされたり、下の子の遊びに付き合ったりしていました」
次々と家事をしだした!あっという間に2時間放置
「やっとベランダのある2階から降りてきたと思ったら、Bさんは今度は別の家事をしだしたのです。
バタバタと忙しそうに動き回るBさん。その間ずっと私は子供たちの遊びに付き合い、さらにBさんの下の子のお世話をしていました。
そうして2時間ほど放置されたころ、Bさんがリビングに戻ってきました。『忙しそうだから、そろそろ帰るね』と伝えるとBさんは衝撃の一言を放ったのです」
ボランティアのシッターじゃない!頭にきた一言
「なんとBさんは悪びれる様子もなく『気にしないで〜!この後夕食の準備もやっちゃいたいから、あと1時間くらいいてくれても問題ないよ!旦那もまだ帰ってこないし』と言い放ちました。
最初からBさんは、私に子供の面倒をみてもらうつもりで家に呼んでいたのです。この一言でBさんの思惑がわかり、頭にきたのでそそくさと息子を連れて帰りました。
それからは同じ保育園ですが、必要以上に話さず距離をとるようにしました。またていのいいシッター扱いをされたらたまりませんからね」
いかがでしたか?遊ぶ口実で他人を便利に使う、トンデモなママ友のお話を紹介しました。
子供のお世話をしていると家事がなかなか進まないのは分かりますが、他人を巻き込むのは論外です。どうしてもほかの大人の手が必要なら、数時間でもお金を払ってきちんとシッターを雇うべきですよね。
善意に付け込んだ搾取ですから、こんな扱いをしてくる人とは仲良くしないほうが賢明です。
ftnコラムニスト:滝本めぐみ