国立大学卒のインテリ夫と結婚したものの…
同級生は、高卒で公務員として勤務していました。真面目で仕事の出来る彼女は、周囲からも信頼されています。
そして27歳の時、彼女は3つ年上の大学講師と結婚しました。相手は、国立大学卒業の高学歴男性です。
そんな話を聞いて「まさにインテリカップルだな」と思っていましたが、残念ながら夫婦仲は上手くいきませんでした。
無職になった夫のために必死で働くように
2人が結婚して半年後、夫は急に無職になってしまいました。なんでも「バカな学生に勉強を教えるのが嫌になった」とのことで、彼女に相談もせずに急に退職してしまったそうです。
これにはさすがに、物申したくなった彼女ですが、もうどうにもなりません。彼女は家計を支えるべく、今まで以上に業務に励みだしました。
しかし、まさにこの瞬間が、夫婦破綻のキッカケだったでしょう。
夫は職探しもせずに非生産的な日々を送る
夫にストレスを掛けないように、彼女は優しく接するように心がけていました。一方、夫は職探しする素振りすら見せずに、毎日ゴロゴロしていたそうです。
少しくらいならまだしも、3か月もこんな風に過ごしていたら、さすがに困ります。穏やかな彼女も、次第に不満を募らせていきました。
ニートなのに自分の学歴を武器に言い返す
ある日、彼女は夫に「ハローワークにでも、行ってみたらどう?」と控えめにアドバイスをしました。
しかし、これにプライドの高い夫は怒り狂い、とんでもない発言をしました。「うるさい!お前みたいな高卒の底辺が俺に意見するな!俺は国立大卒なんだぞ!」
これには、彼女も怒りました。とっさに「その底辺に養ってもらっているのは誰よ!」と言い返したそうです。
これをキッカケに、彼女は夫との別れを決意したのです。寄生先を失いたくない夫は「別れたくない!」の一点張りらしいですが、彼女が弁護士を雇ったので、なんとか離婚に持って行けそうです。
過去の栄光に縛られずに、日々、向上心を持ち続けることが大切ですね。
ftnコラムニスト:六条京子