今回は、知人女性の体験談をご紹介いたします。
スタイル抜群の美女は玉の輿狙いだった
知人女性は、モデル経験もある美女でした。スタイルも抜群で、細い体にはどんな服も良く似合っていました。
彼女は持ち前の美貌を活かして、日々、合コンに明け暮れていました。ですが、どんな相手とも、なかなか長続きしません。
彼女いわく「私は誰もが羨むハイスペと結婚したいの!ちょっとでも良い男がいたら、すぐに乗り換える!」とのことでした。
モテる人ならではの感覚かもしれませんが、正直、それを聞いて閉口していました。
ハンサムなお金持ちとスピード婚する
恋多き彼女でしたが、とうとう結婚することになりました。なんでも相手は、上場企業の御曹司とのこと。
超の尽く大金持ちである結婚相手は、顔立ちもなかなかハンサムです。出会って2週間で結婚を決めたというので、ちょっと心配していましたが、彼女は余裕タップリにこう答えました。
「あんなにお金持ちなのよ?結婚して楽しく暮らしていたら、嫌でも好きになるでしょ!あっちも、私みたいな美人を妻にできたんだから、夢中になるに決まっているわ!」
そう言って、バラ色の未来を疑わない彼女でしたが、残念ながら結婚生活は幸福なものにはなりませんでした。
新婚なのに妻に全く興味を持たない夫
豪華な結婚式後に、1か月間ものハネムーンを行った彼女ですが、結婚生活をスタートさせてから夫に違和感を抱くようになります。
新婚ホヤホヤだというのに、夫が自分に指1本触れてこようとしないのです。オマケに必要最低限の会話しかせず、帰宅後も自室にそさくさと引きこもってしまうというのです。
疑惑を抱いた彼女は、ある日、意を決して夫の部屋に忍び込みました。
彼女はただのアクセサリー要因だった!
そこで彼女は、夫の秘密を知り驚愕します。夫の部屋には、ふくよかな女性の写真集やDVDがズラリと並んでいたそうです。
また、夫はぽっちゃり系キャバクラにも頻繁に通っていたそうです。そう!彼女の夫は、まごうことなきデブ専だったのです!
こうして彼女は、細身の自分が夫に愛されるわけないと悟りました。夫にとって彼女は、周囲に見せびらかすためのアクセサリーも同然だったのでしょう。
夫にこのことを詰め寄ったものの、涼しい顔で「キャバクラ通いは、別に浮気じゃない」と返されてしまったそうです。
結婚後に愛を育めば良いと思っていた彼女ですが、そんな日は一生やって来ないでしょう。改めて、結婚相手を見定めることの重要性を感じました。
ftnコラムニスト:六条京子