「子どもが欲しいけれどなかなか妊娠しない」と悩むカップルは多いです。しかし、今は以前と違い原因や治療を進めて妊活がしやすい状況になってきていますよね。今回はそんな妊活中のトラブルを30代前半のご夫婦に聞いてきました。妊活は、女性だけが頑張ればいいってものではありません。
出典:ftn

3年経っても妊娠せず不妊外来へ

結婚して3年が経ったころ、夜の生活はそれなりにあって排卵日の計算などもしているのにまったく妊娠する気配がなく悩んでいました。

夫は、そのうちできると真面目に取り合わず。もしかして自分の体になにか原因があるのではないかと心配に思い、夫には内緒で一人で不妊外来へ行ってみました。

私は問題なし。できない原因は?

検査をしてもらい、何も異常はありませんでした。となると夫の検査もしようとなりますが、夫はまったく話を聞こうとしません。

私はどうしてもあなたとの子どもが欲しいと説得を重ね、なんとか一度だけ検査を受けてくれることに。

結果は、無精子ではありませんが限りなくゼロに等しいものでした。

でも、ゼロではないから俺が悪いわけじゃない、もうあんな恥ずかしいことはやらないと病院へ行くことはなくなりました。

夫の信じられない発言に驚愕!

両家の親は、それぞれ初孫の誕生を心待ちにしてくれています。義実家へ帰ると毎回のように赤ちゃんの話が出ますが、なんとか愛想笑いでかわしていました。

しかし、検査結果がわかった直後に夫が義母にこっそり耳打ちしていた暴言を聞いてしまいました。

「俺のせいじゃない。検査しても俺は問題なかったし。〇〇のからだの調子が悪いから、なかなかできなくてごめんな」

「おいおい!私じゃなくてお前のおたまじゃくしのせいだろ!」と叫びそうになりましたが、義父や家族の手前なんとか押さえました。

自分のプライドのために私に原因があるように話す夫に愕然としました。

それから、義母から妊活にいいとされる豆類や海藻類が頻繁に届くようになりましたが、届くたびに「あんたの息子が原因だよ…」となんとも言えない気持ちになります。

妊活は夫婦の協力があってこそ

妊活は二人で協力しないと乗り越えられませんし、そもそもの原因がわからないとスタートもできません。

男性の検査方法もたしかに恥ずかしいとは思いますが、女性はそれ以上のことをやらなければいけませんよね。

男のプライドかなにかしりませんが、奥さんにもっと寄り添って一緒に頑張ってくれるような気概をみせてほしいものです。

ftnコラムニスト:karira