夫の友人たちに報告
「夫がトイレまでスマホを持ち込むようになり、お風呂に入っている間にこっそり覗いてみたら知らない女性とLINEしていて、『またあそこのホテルに行こうね』みたいなやり取りがあってびっくり。
速攻で離婚を決めたけど、悔しいので夫の友人たちに不倫されたことをバラしました。
「LINEのトーク画面を写真に撮っていたのでみんな信じてくれて、離婚後の夫は誰からも相手されずに孤立しています」(32歳/保育士)
不倫していたことを仲のいい人たちに知られるのは、恥ずかしいですよね。
でも、証拠がある以上嘘とは言えず、それを見た友人たちから避けられても自業自得です。
義両親に訴える
「夫の元カノはいまだ独身で、夫とLINEしているのは知っていたけど私に休日出勤と嘘をついてホテルに行っていることがわかりました。
夫のスマホに「このラブホ、フリータイム料金が安いし今度行こうよ」と女からのメッセージが通知で出ていて、それを写真で撮り証拠にしました。
それを持って義実家に行き、泣く演技をしながら『悲しい』と夫の両親に訴えたら、キレたのが義父。
すぐに夫を呼び出し、不倫を白状させて相手の女性には慰謝料を請求しました。
女性とのやり取りも義父がしてくれて、私は被害者のサレ妻のまま、かなりスカっとしましたね」(35歳/公務員)
不倫の事実が両親にバレるなんて、最悪ともいえます。
身内だからこそ慰謝料の支払いもしっかり管理されてしまい、苦い思いをしながら生きていくのも、自分がしでかしたことの罰です。
不倫相手の会社にバラす
「夫が会社に出入りする保険会社のセールスレディーと不倫していました。私に無断で保険に加入していたのでおかしいと思い問い詰めたら、『この人を好きになった』とあっさり白状して。慰謝料をもらっての離婚が決まったけど腹が立つので、保険会社に『◯◯さんはうちの夫と不倫している』とチクりました。その後、女は会社を辞めたようで、ふたりも気まずいのかもう会っていないようです」(41歳/営業)
不倫を会社にバラされることほど、恐ろしいものはないですよね。
知られてしまえば居心地が悪いのは当然、辞めることになっても自分のせいです。
不倫相手の男性とも気まずいまま、不倫の代償は本当に大きいのが現実です。
夫のクルマを尾行
「夫の態度がよそよそしくなり、急にスマホをロックしたこともあって、浮気を疑っていました。
以前はなかったのに『今日も残業だから』とその日になって報告されるようになり、思い切って夫の会社へ。
退社の時間は知っているので駐車場の隅に隠れていたら、夫が帰宅の格好で出てきてクルマに乗るのを見て、こっそり尾行しました。
郊外のコンビニまで走ったと思ったら、そこで知らない女が待っていて助手席に乗り込み、ふたりはホテルへ。
震える手で全部録画したけど、それを証拠に慰謝料を請求、女の勤務先や住所も吐かせて内容証明を送りました。
動画があるのでふたりとも言い逃れができず、請求通りの慰謝料を払わせたのでかなりスカっとしましたね」(37歳/総務)
バレていないと浮かれていると、妻が尾行していることも気が付きません。
そうやってしっかり証拠を押さえられ、一生の恥を掴まれたまま慰謝料を払い続けるのが、不倫した側の定めです。
夫の先輩に相談
「以前から浮気グセのある夫でそれまでもあやしいことは何度かあったのですが、証拠がつかめずに問い詰められず終わっていました。
夫がマッチングアプリを使っているのを知り、『いずれ浮気するな』と思ったので注意深く見ていたら、案の定日曜日にひとりで外出することが増えて。
クルマのドライブレコーダーを見たらホテルに入るところがばっちり録画されていたので、それを持って夫の先輩に相談、夫はめちゃくちゃ怒られたようです。
夫は自営業でその先輩の会社は取引先でもあったのですが、『最初にしらばっくれたのが許せない』と契約も切られてしまい、ざまあみろと思いました」(42歳/自営業)
不倫がバレた上に大事な取引先まで失うなんて、誠意のない人間の末路はいつだって自分が苦しい立場になります。
悪いことをして謝罪もできない人間は、相応の報いを受けるのですね。万が一不倫されたときのために、このような復讐もあることを心に留めておいてください。
ftnコラムニスト:李丘