ナチュラルな「白髪ぼかし」と形が決まりやすい「ボブ」は、大人の余裕を感じる組み合わせ。いわゆる白髪染めでワンカラーに染めるのも良いけれど、ハイライトの中にやさしく溶け込ませると、ひと味違う飾らない美しさが輝きます。徐々に白髪の数が増えてくる50代をチャンスと捉えて、これまでと違ったアレンジにトライしませんか?

白髪と調和する明るさをプラス

出典:Instagram

「白髪は染めずにハイライトを入れて顔まわりを明るくすることで目立たなくしています」という、@iimuro_yukiiさんのスタイリング。ハイライトを極細く入れることで、柔らかく馴染み、わずかに陰影がついた印象になります。ボブのポイントは、襟足をキュッと上げることで生まれた後頭部の丸み。表面にレイヤーをいれることで、空気を含んだ立体的な質感も演出できます。

アッシュで赤みをセーブ

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褪色後も上品な印象を保つには、@iimuro_yukiiさんが、「立体感がわかるようなメリハリのあるハイライトとオレンジが出にくいアッシュ系のカラー」で仕上げたという、このスタイルをお手本にしてみて。くすんだトーンが与える落ち着いた雰囲気は、大人女性にこそ相応しいもの。ワンカールで決まる王道の清楚な内巻きボブが、カラーの工夫で垢抜けて見えます。

メンテナンスはリタッチでOK

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リタッチだけでスナップのような状態を再現できることも、ハイライトに切り替えるメリットのひとつ。美容院へ行くたびに、全頭カラーでダメージを受ける心配も減らせます。丸みの位置を高めに設定したボブなら、ウエイトが上がってシルエットからも若々しさがアップしそう。前下がりのラインを意識すると、気になりやすい顔まわりのカバーも期待できます。

ボリューミーに見せたいときにも有効

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全体に明るさが宿ると、表面がフラットに揃っていても、視覚効果で浮き上がって見えます。流行のレイヤーも、立体感を高めてくれる要素。@iimuro_yukiiさんいわく、こちらのケースは、「2ヶ月に1度のカットと4ヶ月に1度のカラー&カット」でキープしているそう。カラーの頻度を落とせるのは、頭皮への負担を抑えるうえでも嬉しい限り。

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writer:Nae.S