忙しい毎日、ベースメイクはなるべくシンプルに、でもきれいに整えたい──。最近、“スキンケアしながらメイクしたい”という流れが加速する中、注目が集まっているのが、【無印良品(むじるしりょうひん)】の「薬用BBクリーム」です。2024年の発売から、「結局これに戻る」「肌に優しいのにきれいに仕上がる」と口コミがじわじわ拡大。トレンドの“ミニマルベース”を象徴する1本として、改めて支持を集めています。今回はその人気の理由と、実際の使用感をレビューしていきます!

「結局これに戻る」と話題。肌にやさしい“1本3役”BBが優秀すぎる

【無印良品】「薬用BBクリーム」 02 ナチュラル ¥1,490(税込)

下地・ファンデーション・日焼け止めの3役をこなす多機能アイテム。SPF50+・PA++++の高いUVカット効果に加え、有効成分 グリチルレチン酸ステアリル が肌荒れやニキビを防ぎ、1本で“メイクアップとケア”の両立を叶えます。紫外線吸収剤・香料・鉱物油・パラベン・アルコールすべてフリーの低刺激処方で、敏感肌にもやさしい使い心地。さらに、セラミドやアミノ酸系成分などの保湿成分を配合し、乾燥を防いでしっとりした仕上がりをキープします。カラーはオークル、ナチュラル、ピンクナチュラルの3色展開。なかでもピンクナチュラルは店頭でもオンラインでも品薄が続く人気色で、「ずっとこれを使ってる」「結局ここに戻る」とSNSで話題に。“リピーターの多い隠れ名品”としてじわじわ人気を集めています。

軽やかにフィット! “皮膜感”じゃない、“保護ヴェール感”。

人気のピンクナチュラルは完売中だったため、今回はナチュラルをセレクト。どんな肌にも自然になじむ万能カラーです。肌にのせた瞬間、すーっとのび広がるやわらかな膜が、うるおいを閉じ込めながら外的刺激から肌を守ってくれるよう。いわゆる“皮膜感”に近い感触ですが、実際にはそれがこのBBクリームの持ちのよさとUV防御力を支える秘密。軽やかなタッチで均一にのび、肌を包み込むような仕上がりで“守られている感”があります。厚塗り感はなく、それでいて凹凸や色ムラを自然にカバー。ピタッと密着し、ヴェールのように日中の乾燥やくすみからもやさしく守ってくれるようです。

低刺激 × 高機能。スキンケア感覚で洗練セミ肌に

仕上がりは自然なツヤを含むセミマット肌。ほのかなツヤとマット感のバランスが絶妙で、清潔感のあるナチュラルな印象に整います。派手すぎず、それでいて肌のアラをさりげなくカバーしてくれるので、オフィスメイクやフォーマルな場でも好印象。「ナチュラルなのに洗練されて見える」「潤いと落ち着きが同居する」そんな肌を演出できます。それでいて軽やかな使い心地なので、在宅ワークや外出の少ない日にも最適。時短・ミニマルメイク派にとって、まさに頼れる相棒のような存在です。実は、紫外線吸収剤を使わずにSPF50+・PA++++を叶えているのもポイントで、低刺激 × 高機能を両立した処方は無印ならでは。スキンケアの延長で使える、安心感のあるベースメイクアイテムです。

使い方で化ける! “薄く2回”でムラ知らずの均一美肌に

初めて使ったときは、正直まだこのBBの良さをつかみきれず。ところが使い方を少し変えた途端、仕上がりが見違えるほどきれいに! ポイントは、1度に厚く塗らないこと。ムラやヨレ、くすみの原因になりやすいので、“薄く重ねる”が鉄則です。スキンケア後は、油分が肌に残っているとUV膜がムラになりやすいため、乳液をなじませた後に軽くティッシュオフしておくのがおすすめ。そして少量ずつ取り、額・頬・あご・鼻に点置きします。こすらず、指の腹やスポンジでポンポンと叩き込むように広げると、薄く均一な膜ができてSPF・PA効果もキープ。カバーしたい部分、紫外線を受けやすい頬や鼻の高い位置は、もう1度薄く重ね塗りを。しっかり塗るよりも“薄く2回”が、きれいな仕上がりにカバー力、UV効果を両立する秘訣です。仕上げにフェイスパウダーを軽くのせれば、くずれにくく、ナチュラルなツヤ感も長持ちしますよ。

お直しついでに日焼け止めの塗り直しもできる。シンプルながら頼れる1本として、季節を問わず手元に置いておきたいアイテムです。人気色は品薄になることも多いので、気になっていた方は早めにチェックしてみて。

※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
※本記事は、レビュー記事です。商品への評価は筆者の個人的感想です。
writer:Kaori.F