大人がプチプラコスメに求めるものといえば、上品さ・色持ち・そして高見えの質感。そんな条件を満たしてくれるのが、【KATE(ケイト)】の人気シリーズ「ポッピングシルエットシャドウ」の新色「コーラルロゼポップ」。グレイッシュトーンとロゼカラーを掛け合わせた絶妙なバランスで、大人の目もとにしっくりなじむカラーなんです。ポッピングシルエットシャドウといえば、発売当初から欠品が相次ぐほど人気を集めたという、実績もあるシリーズ。そんな実力派から登場した限定色を、スウォッチや使用感とともにレポートします。

ミュートメイクをアップデート! KATE人気シャドウに限定ロゼ登場

【KATE】「ポッピングシルエットシャドウ コーラルロゼポップ」OR-2 ¥1,540(税込)(編集部調べ)

「ラズベリーロゼポップ PK-1」とともに登場した新色のこちら。ポッピングシルエットシャドウといえば、抜け感のあるニュアンスカラーと計算されたラメ感で、一時は入手困難になるほどの人気を博したシリーズです。“カラーではなく質感の差で立体感を引き立てる”という質感トリックアイシャドウであり、新色が出るたびに争奪戦になるKATEの代表的な存在。SNSでも度々話題となり、その信頼度は折り紙付きです。

今回のOR-2は、やわらかなグレートーンと暖色系ロゼを掛け合わせた絶妙カラー。今も人気が続くミュートメイクにぴったりの1色です。

透け感マット × 上品グリッター。大人の目もとを彩る4色

手元に塗ってみると、粉質はしっとりさらさらで扱いやすく、プチプラとは思えない上質さ。構成はくすみ系のミュートマット2色(A・B)と、高密着で透明感のあるグリッター2色(C・D)。質感のコントラストで、自然な立体感と華やぎを引き出してくれます。

Aはナチュラルな血色感と抜け感を添えるコーラルロゼ。落ち着いたヘルシーさにほんのり愛らしさもあり、オフィスでも使いやすいという印象です。Bは影を仕込むようなニュアンスブラウン。大人っぽさをプラスしつつ、「透け感が軽やか」で重さ知らず。立体感をさりげなく底上げしてくれる陰影カラーです。Cはぎゅっと詰まった繊細パール。シアーな発色ながら光の角度で多彩にきらめき、上品なうるみツヤを叶えます。Dは一見派手に見える大粒グリッターですが、のせるとクリアな輝きが広がり安っぽさゼロ。特別感がありながらも、キレイめをキープしてくれます。

素肌感と立体感を両立。公式レシピで叶う上品アイメイク

公式おすすめの塗り方を試してみました。まずAをチップで上下まぶた全体に広げ、Bを重ねて陰影をプラス。目頭と目尻にCを指でトントン、最後にDを上まぶたの中央と涙袋にのせれば完成です。
ミュートマットのA・Bは肌になじむように発色し、大胆に塗布してもなじみやすいです。粉質がきめ細かく、まぶた自体のキメが整って見えるので、素肌感がぐっと引き立ちます。物足りないかと思いきや、クリっと丸い立体的な目もとを演出。平らな筆者の目元も、ホリが深くなったような印象に。C・Dの輝きによって、きゅるんとした瞳が叶います。

オフィスもプライベートもこれ1つ。秋冬ファッションに映える“品のある華やかさ”

グリッターあり・なしで仕上がりを比べてみると、その違いは一目瞭然。A・B・Cだけで仕上げるとナチュラルでこなれ感のある質感にまとまり、オフィスでも安心して使えます。夜の予定や華やかさを足したいときは、そこにDを重ねて輝きをプラス。シーンに合わせてON/OFFできるのも魅力です。秋冬は、眉やまつ毛を濃く立体的に仕上げるのがトレンド。柔らかなロゼポップシリーズとのバランスをとりながら、ラインやまつ毛をしっかり際立たせれば、季節感のある大人っぽい洗練メイクが楽しめそうです。グレイッシュトーンがロゼの温かみに深みを添え、ソフトなハンサム感をプラスしてくれるので、秋冬ファッションとの相性も抜群!

春夏に続く“くすみ × 暖色系”の流れは秋冬も継続する見込みで、今こそ手に入れておきたいアイシャドウパレットです。気になる方は、ぜひチェックしてみて。

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※本記事は、レビュー記事です。商品への評価は筆者の個人的感想です。
writer:Kaori.F