キレイできちんとしていながらも、ちょっぴり隙があるような“抜け感”をまとうにはどうすれば……? そんな、30・40代のおしゃれ心を満たしてくれそうなヘアスタイルは、ストレートヘア + 長めの前髪にありそう。今回は、大人らしく憂いのある表情を演出する「アンニュイヘア」に注目。表参道のヘアサロン「nude」のヘアスタイリスト@hir0ki06さんのInstagram投稿から、大人に似合うアンニュイヘアをご紹介します。

髪表面がふわりと舞う、抜け感ミディアムヘア

出典:Instagram

最初にご紹介するのは、暗髪の重厚感を活かしつつ、軽やかなレイヤーカットで髪の表面に浮遊感を演出しているミディアムヘア。長めの前髪には毛先にゆるやかなウエーブをつけ、ナチュラルに流すことで、顔まわりにちょっとした陰を演出。くすみ感のあるアッシュブラウンのヘアカラーが、柔らかな髪質や大人らしい落ち着きを表現しています。

長い前髪が抜け感のポイント

出典:Instagram

@hir0ki06さんが「黒くせず淡くアッシュ」と解説している、光に透けるような暗髪。レングスは、長めのボブ。切りそろえられた毛先や、ストレートの質感がきちんと感を醸し出します。ほぼ前髪なしと言っても良い、顎まであるごく薄いサイドバングにより、顔まわりにだけ程よく軽さを感じさせます。

レイヤーの段差をはっきりつけた、華やかミディアム

出典:Instagram

次にご紹介するのは、レイヤーカットとチャコールブラウンの明るめカラーで、華やかに仕上げたヘアスタイル。@hir0ki06さんが「ほつれるような質感」と表現している、段差をはっきりつけたレイヤーカットが特徴的です。軽く毛先を巻いた後に、毛束感が出るよう、ややウェットなスタイリング剤で仕上げるのが抜け感アップのポイント。

正統派ストレートロングも長い前髪で今っぽく

出典:Instagram

最後にご紹介するのは、顔まわりにやわらかな動きをつけた、洗練された暗髪ストレート。正統派なイメージのストレートロングは、長い前髪をサイドに散らせて、軽やかに今っぽく見せているのがポイント。暗いトーンながらわずかにグリーンのニュアンスを加えた、ミントアッシュグレーのカラーリングも、洗練度アップに貢献しています。洗って乾かした後、髪の毛先だけ整えれば再現できそうな、手軽さも嬉しいポイントに。

※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
※こちらの記事では@hir0ki06様のInstagram投稿をご紹介しております。
※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や販売終了、店舗によって価格が異なる場合もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。

writer:内山友里