ところどころ筋状にブリーチを施し、髪に明るい部分をつくる「ハイライト」。白髪が気になっている人は、ハイライトを入れたあとやや明るめの色でカラーリングすることで白髪をぼかすように、目立たなくさせることができるんです。ダークトーンの白髪染めだと、伸びてきた白髪の生え際の白さがかえって目につきやすいもの。ハイライトを入れた髪なら伸びてきた部分も、明るい髪に紛れて目立たないはず。今回は、そんな「白髪ぼかしハイライト」に注目。白髪をごまかす目的以外にも、グッと垢抜けた印象を目指せるのもハイライトの良いところ。ぜひ、チェックしてみてください。

「本当に白髪が生えているの?」と質問したくなる垢抜けヘアに

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こちらは、40代のブロガー@acco.mamaさんの投稿からピックアップ。「かなり白髪増えた気がしてる」のだそう。明るいグレージュカラーで、たっぷりハイライトを入れた垢抜けたヘアスタイルからは、白髪があるなんて思えないという人も多いのでは。@acco.mamaさんによると、「頭頂部の白髪気になりにくいし奥行きも出る」と気に入っている様子。また、「今回カラーはリタッチだけ」ともコメントしており、一度ハイライトを入れておけば長く楽しめそう。今まで、ありきたりな白髪染めを自分でしていたという人も、ヘアサロンでカラーリングしてもらえば、楽ちんおしゃれが叶うはず。

クールなショートヘアも脱白髪染めでフレッシュに

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襟足をスッキリと短くした、クールなショートヘアは、ヘアスタイリストの@yoshinori_asayamaさんの投稿から。「脱白髪染めハイライトカラー」とのことで、白髪染めを使った時のような暗く単調なイメージとは真逆の、抜け感がポイント。サイドを耳にかけてタイトにスタイリングしても、まろやかなベージュのハイライトを入れれば、軽快な毛流れが際立ち若々しさもアップ。ハイライトで白髪をぼかすと同時に、カラーリングの効果で髪質もふわりと軽やかに演出できます。

明度に差をつけてデザイン性を楽しむ

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こちらのスタイルを紹介しているヘアスタイリストの@nico_saki.0420さんが、「デザインとしてもオシャレ」と推しているのは、ベースカラーとハイライトの明度にしっかり差をつけたアレンジ。@nico_saki.0420さんが「ハイライトなの? 白髪なの?って分からなくなるところが素敵」とコメントしているように、全体にごく細く入れたハイライトによって、さり気ないしゃれ感が光っています。

春夏は明るめのトーンが◎

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次のシーズンも意識したヘアチェンジを叶えるなら、カラーも思い切った明るめトーンを選ぶのもいいかも。ハイライトにプラスして、「シャドールーツ」と呼ばれる、髪を明るめに染めた後にあえて生え際を暗く染めなおす施術をすると、さらに奥行き感のある仕上がりを楽しめます。派手すぎる仕上がりに抵抗がある人は、「中明度」と呼ばれる真ん中くらいの明るさの髪色がベターかも。

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※こちらの記事では@acco.mama様、@yoshinori_asayama様、@nico_saki.0420様のInstagram投稿をご紹介しております。
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writer:Nae.S