そもそもくびれショートとは
くくびれショートとはレイヤーを入れることで頭頂部のボリュームを残しつつ、襟足はタイトにくびれを作るシルエットが特徴のヘアスタイルです。
くびれショートは、全体的なカット方法は同じでも前髪のあり・なしや襟足の長さによって違う雰囲気になるため、「自分好みのスタイルにしたい」「ほかの人と同じ髪型にはしたくない」と思う個性を大切にする人との相性もよいでしょう。
くびれショートのメリット
くびれショートは世代関係なく幅広い年代の人に人気のショートヘアスタイルです。くびれショートが幅広い世代にウケるのには下記の理由があります。
・コンプレックスのカバー力が抜群
・小顔効果が期待できる
・スタイリングが簡単
ここでは、くびれショートのメリットをご紹介します。
くびれショートにしようか迷ってる人はぜひご覧ください。
コンプレックスのカバー力が抜群
「ショートカットは小顔で頭の形が綺麗な人でないと似合わない」と考えている人も少なくありません。しかし、くびれショートは上手に取り入れることで気になる顔の形もカバーしてくれます。
たとえば、くびれショートは襟足にくびれを作るためにレイヤーを入れますが、それと同時に後頭部の自然な丸み作りも可能です。そのため、後頭部の絶壁が気になる人も無理なくカバーできます。
そのほかにもカットの仕方でさまざまなお悩みをカバーできる万能ヘアスタイルであることも、幅広く人気の理由です。顔型別のおすすめくびれショートスタイルはこれから詳しくご紹介します。くびれショートに挑戦する際にぜひ参考にしてください。
小顔効果が期待できる
くびれショートは顔の大きさをカバーする効果もあります。髪のボリュームが首元に行くほどタイトになっていくのが特徴のくびれショートは、首の細見え効果が抜群です。首が細く長く見えると、顔の大きさも小さく感じられます。
首の長さが短い人や顔の大きさが気になる人は、くびれショートを取り入れると印象ががらっと変わるためおすすめです。
スタイリングが簡単
ヘアスタイルによってはなかなかスタイリングがキマらないこともあります。
たとえば、肩に付くほどの長さだと、毛先がはねてまとまりにくいことも。ショートでも、コテを使ってスタイリングしないと重い印象になる場合もあります。
朝の忙しいときにスタイリングに多くの時間をかけることは大変です。くびれショートはレイヤーを入れて特徴的なシルエットを作り出しているため、髪を洗ってドライヤーでざっくり乾かすだけでも簡単におしゃれ見えする愛されスタイルです。
スタイリング剤を全体に揉み込むだけでスタイリッシュな髪型に仕上がるくびれショートは、忙しい人の味方になるヘアスタイルともいえます。
くびれショート×顔型別おすすめスタイル
自分の顔型にコンプレックスを持っている場合も少なくありません。くびれショートを上手く活用するとそのような悩みの解消も可能です。ここでは、顔型別に似合うくびれショートのおすすめスタイルをご紹介します。自分の顔型に照らし合わせて参考にしてください。
くびれショート×丸顔
縦のラインが短く頬の膨らみが目立つ丸顔の人は、幼く見られがちです。そのため、横のラインは強調せず、逆に縦のラインを強調するヘアスタイルがよく似合うでしょう。
スタイリングの際はサイドのボリュームはほどよく抑えることで横幅を広げないようにしてください。前髪の作り方にもポイントがあります。厚めの前髪だとおでこが隠れて縦のラインが出にくいため、薄いシースルーで隙間からおでこが覗く前髪で縦ラインを強調しましょう。前髪を作らずにおでこを出すスタイルも似合いますよ。
くびれショート×面長
横のラインよりも縦のラインが強調されがちな面長の人は、落ち着いて見られがちです。そのような面長の人には縦のラインをカバーするくびれショートスタイルがよく似合います。
サイドにボリュームを出すと横のラインが強調されてバランスが上手く取れます。直毛でサイドのボリュームが少ない場合は、パーマやカーラーで巻くとよいでしょう。前髪は重めにしておでこを隠すと重心が下がり、縦のラインをカバーできます。
くびれショートは襟足がスッキリしているため、厚めの前髪でも重くなりすぎないのが嬉しいポイントです。
くびれショート×逆三角
頭にハチがあり、顎周りがすっきりした印象の逆三角形の人は、シャープな顔立ちにコンプレックスを持っている人も少なくありません。そのような逆三角形の人は髪のボリュームを下に置くことで顎のシャープさをカバーできます。前髪は幅を狭くすると頭のハチを強調せずにバランスのよいスタイルの完成です。
くびれショート×ベース顔
骨格がしっかりとしたベース顔の場合、エラのハリを気にする人も少なくありません。ベース顔の人にはフェイスラインをカバーできるくびれショートスタイルがぴったりです。長めの前髪をサイドに流せば、フェイスラインを隠せます。パーマやカーラーで毛先に動きをつければ、より自然にフェイスラインのカモフラージュが可能です。
自分の顔型に合う前髪スタイルを見つけたい人は 似合う前髪はどれ?顔型別似合う前髪のポイントとアレンジ術も もあわせてチェックしてみてください。
くびれショート×スタイルバリエーション
くびれショートは、前髪や襟足の長さによって印象が大きく変わります。そのため、美容室で細かくオーダーしないと仕上がりに納得できないかもしれません。
一方で、スタイルにバリエーションがあるため、自分にぴったりなスタイルが見つけられるメリットがあります。ここでは、前髪や襟足の違いで印象が変わるくびれショートのスタイルをご紹介します。
くびれショート×前髪あり
くびれショートは前髪あり・なしどちらでも合わせられるスタイルです。
前髪ありスタイルは、かっこよくなりがちなショートにかわいさをプラスできます。「ショートにしたいけどクール過ぎることは避けたい」という人におすすめです。
また、シースルーにすればトレンド感のある垢抜けた印象になります。シースルー前髪を斜めに流せば女性らしさも演出できます。
厚め前髪でも全体が軽やかなため、重たくなりすぎない点が特徴です。
くびれショート×前髪なし
くびれショートに前髪を作らないスタイルは、おでこが見えて爽やかでありつつも大人っぽい印象を与えます。
黒髪とセンターパートを合わせればおしゃれなモードスタイルに、ハイトーンで前髪の根元を立ち上げたかきあげバングにすればフェミニンな印象にもなります。
くびれショート×襟足長め
くびれショートはトップのボリュームや後頭部の丸みが大切ですが、襟足の長さによっても印象が大きく左右するため、重要です。
襟足が長めの場合は、襟足が短めなときと比べてかわいい印象を与えます。毛先をしっかりと外巻きにはねさせるとくびれが強調されてバランスがよいでしょう。明るいカラーを取り入れるとより優しい雰囲気となります。
くびれーショート×襟足短め
襟足が短めのくびれショートは、襟足が長めの場合と比べて首まわりがスッキリして、シャープな印象を与えます。そのため、首が長く見えて大人っぽい雰囲気に。
また髪全体に丸みを出すと柔らかい印象に、ボリュームを抑えると上品な印象となります。全体のスタイルと前髪スタイルをバランスよく組み合わせれば、大人の魅力を最大限に発揮できるでしょう。
くびれショートのスタイリング方法
くびれショートはレイヤーを入れてカットしているため、簡単なスタイリングで垢抜けた印象の仕上がりを実現できます。
以下でくびれショートの基本的なスタイリング方法をご紹介します。
【方法】
- 全体を水で濡らして寝ぐせやクセをリセットする
- ヘアオイルを全体に馴染ませる
- ドライヤーで乾かす
- ヘアバームを馴染ませる
前髪やサイドに丸みを出したい場合はヘアアイロンで丸みを付けてみてください。
くびれショートをよりおしゃれに見せるためには、ツヤ感が大切です。ドライヤー前にヘアオイルを馴染ませておくと、髪にツヤが出て保湿成分により扱いやすくなります。ヘアバームはべたつきを抑えたものを使い、ほどよい束感を作るのがおすすめです。
まとめ
多くの女性に支持されているくびれショート。
顔型のコンプレックスをカバーしておしゃれに見せてくれたりスタイリングが簡単だったりなど、メリットが多いヘアスタイルです。また、くびれショートでは、襟足の長さや前髪によって異なる雰囲気を作れます。
くびれショートに挑戦してみたい人は、ぜひ自分の顔型に似合うくびれショートスタイルを参考にしてみてください。
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