前髪を薄くするメリット
前髪を薄くするメリットは、大きく分けて以下の3つです。
- 垢抜ける
- 顔全体の印象が明るくなる
- セットやアレンジが簡単
それぞれのメリットについてひとつずつ見ていきましょう。
垢抜ける
流行のシースルーバングなど、薄い前髪を作るメリットのひとつは、透明感のある今っぽい印象になるということ。
薄い前髪は、カットする前髪の量も少なくて済むので、「初めて前髪を作る」「気軽に前髪ありのスタイルに挑戦したい」という方にもおすすめです。
顔全体の印象が明るくなる
厚めに前髪を作る場合、顔の大部分が隠れてしまうため暗い印象になることもありますが、薄く前髪を作る場合、おでこが透けて見え顔が隠れないため、顔全体の印象が明るくなります。
また、前髪なしのスタイルよりも、前髪を作ることで顔の重心が下がるため、愛らしさがプラスされ、若々しく見せてくれる効果も。
薄い前髪は可愛らしくなりすぎないので、大人女性にも取り入れやすいスタイルです。
セットやアレンジが簡単
薄い前髪は、簡単に髪の量を調整できるため、セットやアレンジがしやすい点も魅力的。まっすぐそのまま下ろしても、斜めにクセづけしてもいい感じに決まります。
前髪を薄くする3つの方法
前髪を薄くしたいとき、以下の方法で叶えることができます。
- カットで薄い前髪を作る
- セットの仕方で前髪を薄くする
- ヘアアレンジで前髪を薄くする
垢抜けた薄い前髪の作り方を解説していきますので、ひとつずつ見ていきましょう。
カットで薄い前髪を作る
前髪をセルフカットするときは、あらかじめ必要な道具を準備しておきましょう。前髪のセルフカットでは、以下の道具が必要です。
【前髪カットに必要な道具】
- くし(コーム)
- ヘアクリップ
- ハサミ
普通のハサミでも良いですが、よりキレイに仕上げたい場合は、髪をカットする専用のハサミを用意するのがおすすめ。ドラッグストアでも入手できます。
【薄い前髪のセルフカット方法】
■STEP1.おでこ部分の前髪をブロッキングする
シースルーバングは、切る範囲をあらかじめセットしておくことが上手なカットのポイントです。カットする部分は、前髪の眉と眉の間の部分のみ。
コームを使って前髪全体を下ろし、おでこ部分の前髪をブロッキングしてヘアクリップで留めておきましょう。
■STEP2.前髪を薄くカットする
おでこ部分の前髪をブロッキングしたら、さらに3つの束に分けます。
そして、中央の束を目の下あたりの長さでカットしたら、左右の髪の毛をアーチを描くようにカット。中央の束が一番短くなるようにカットするのがポイントです。
ハサミは縦に入れると上手にカットできます。
カットできたら、スタイリング剤を馴染ませてほどよい束感を出せば完成です。束感を出すことで、今っぽい雰囲気に仕上がります。
セットの仕方で前髪を薄くする
薄い前髪は、カットせずともセットの仕方で薄くすることも可能です。
まずはカットせずに「薄い前髪を試してみたい」「伸ばしている途中だけど少し雰囲気を変えたい」という方は、ぜひ実践してみてください。
【薄い前髪のセットに必要な道具】
- くし(コーム)
- 好みのスタイリング剤(ヘアオイル、バーム、ワックスなど)
- まとめ髪用のワックス
- ストレートアイロン
■STEP1.前髪にスタイリン剤を馴染ませる
ヘアオイルやバーム、ワックスなど好みのスタイリング剤を手のひらに取り、まんべんなく伸ばしたら、前髪に馴染ませます。束感が出るように馴染ませるのがポイント。
■STEP2.中央の前髪の分け目を取り分ける
中央の前髪の分け目が三角形になるように取り分けます。中央の前髪部分が三角形になるようなイメージで取り分けるとナチュラルに仕上がります。
■STEP3.髪の表面にまとめ髪用のワックスをつける
右側に分けた前髪を手にとり、髪の表面にまとめ髪用のワックスをつけていきます。反対側の前髪にも、同じ手順でワックスをつけていきましょう。
■STEP4.ストレートアイロンで毛先を軽く巻く
残っている中央の前髪をもち、前髪の中間部にストレートアイロンを挟んで熱を通し、毛先を軽く内に巻くきます。
ヘアアレンジで前髪を薄くする
次に、ヘアアレンジで薄い前髪を作る方法を紹介します。薄い前髪を作るヘアアレンジの種類は複数ありますが、今回はカチューシャを使ったアレンジ方法を紹介します。
【薄い前髪のヘアアレンジに必要な道具】
- くし(コーム)
- 好みのスタイリング剤(ヘアオイル、バーム、ワックスなど)
- まとめ髪用のワックス
- ストレートアイロン
- ヘアピン
- カチューシャ
■STEP1.前髪を上下に分ける
コームを使って前髪全体を下ろし、前髪を横から指ではさみ上下に分けます。このとき、前髪を好みの薄さに取り分けておきましょう。
■STEP2.上の前髪を左右に分ける
上に分けた前髪を上に持ち上げ、生え際に細長い持ち手部分をあて、ジグザグと動かしながら前髪を左右に分けていきます。
■STEP3.左右に分けた上の前髪をピンで止める
上に分けた前髪の左側を外向きにねじり、毛先までねじったらピンで留めてください。右側の髪の毛も同様にねじり、ピンで止めておきましょう。
そして、止めた部分が見えないように、周辺の髪を被せておきます。
■STEP4.下の前髪をストレートアイロンで内巻きにする
下の部分の前髪を指ではさみ、中央部にストレートアイロンを挟み、毛先を軽く内巻きにします。
■STEP5.スタイリング剤をつける
スタイリング剤を手にとり、前髪をつまみながら束感が出るように馴染ませてください。
■STEP6.カチューシャをつける
最後にカチューシャを乗せて、全体を整えたら完成です。
【顔型別】薄い前髪の似合わせポイント
丸顔、面長、ホームベース型など、顔の形によって悩みはさまざま。薄い前髪を作る際は、顔型によって押さえておきたいポイントがあります。
顔型にコンプレックスを抱える方は、ぜひポイントを押さえて自分にぴったりな薄い前髪を楽しみましょう。
丸顔
頬がふっくらして横のラインが強調されやすい丸顔さん。あでこが透けるほど薄く前髪を作ることで、縦のラインに目が行きやすくなり、顔型のコンプレックスが目立たなくなります。
サイドバングを頬骨より長めに作り顔を覆うようにすると、さらに横幅をカバーできます。
面長
面長さんは顔の縦のラインが強調されやすく間延びして見えやすい顔型です。顔の縦のラインが強調されやすい面長さんに、薄すぎる前髪はおすすめできません。
前髪に少し厚みを残しつつ、さりげなくおでこが透ける程度のシースルー前髪にすると、抜け感を出しつつ、前髪でおでこを隠せるので気になる面長もカバーできます。
ホームベース型
エラが気になりやすいホームベース型さんは、前髪の隙間からおでこがチラッと見えて縦ラインを強調してくれるシースルー前髪と好相性。
トップにレイヤーを入れてふんわりと仕上げると、エラが目立たなくなります。
まとめ
今回は薄い前髪を作りたい方のために、セルフカットやセット、アレンジ方法、顔型別の似合わせポイントを紹介しました。今っぽい薄い前髪を作りたい場合は、ポイントを押さえておくことが大切です。
ぜひ、今回紹介した情報を参考に、透明感のある今っぽい薄い前髪を取り入れてみてください。
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