前髪が長いときの対処法
前髪が目にかかるほど伸びてきたとき、そのままにしていると邪魔になってしまいますし、ピンで留めるだけだと手抜き感が否めません。
前髪が長い時におすすめの対処法は、大きく分けて以下の6つです。
- 左右に流す
- 前髪をふんわりさせる
- センターに分ける
- オールバックにする
- アレンジする
- カットする
それぞれの対処法について、ひとつずつ見ていきましょう。
左右に流す
長い前髪をそのまま下ろしてしまうと、邪魔になるだけでなく、暗い印象を与えてしまいます。
長い前髪の対処法としてまず挙げられるのは、前街を左右どちらかに流す方法です。前髪を流すことで、顔の印象が明るくすっきりと変わります。
前髪をふんわりさせる
長い前髪は、そのままだとペタッとして貧相に見えがちです。しかし、コテやマジックカーラー、ドライヤーを使い根元からふんわりと立ち上げることで、目にかからなく視界が明るくなります。
前髪がふんわりとすると、左右にも分けやすくなり、印象を大きく変えることもできます。
センターに分ける
長い前髪は、分け目によってガラッと印象を変えることができます。
センター分けは、おでこを出すスタイルなので、顔の印象が明るくなります。また、大人っぽく凛とした印象を与えられる点もメリットです。
オールバックにする
オールバックとは、前髪を分けずに全て後ろへすき上げる髪型のこと。男性がするものというイメージが強いですが、女性にも人気のスタイルです。
知的でキリッとした印象を与えるため、仕事を頑張りたい時や「デキる女感」を出したい時に取り入れてみてはいかがでしょうか。
アレンジする
前髪は、ヘアピンやカチューシャなどアイテムを使ったり、編み込みをするなどアレンジすることもできます。
ヘアセットよりもアレンジは、印象が大きく変わるため、イメチェンしたいときやお出かけの際に取り入れてみると良いでしょう。
【スタイル別】長い前髪のセット方法
長い前髪のセット方法をスタイル別に紹介します。なりたい印象に合わせて、ぴったりなスタイルを選び実践してみてください。
どのスタイルの場合も、セットする前に前髪やその周辺の髪の毛のクセやうねりを取っておくことが上手にスタイリングするコツです。
前髪のセットをする前に、まず霧吹きなどを使って前髪や周辺の髪を濡らしておきます。そして、ドライヤーで地肌をこするようにしながら乾かし、クセやうねりをリセットしておきましょう。
【アンニュイで女性的】流し前髪
流し前髪は、アンニュイで女性的な印象を与えられるスタイル。今回はドライヤーで手軽にできる流し前髪のセット方法を紹介します。
■Step1.熱を当てて毛流れを固定
クセやうねりをリセットしたら、髪の毛を8:2に分け、横に流しながらドライヤーの熱を当てていきます。分け目はなるべく奥から作るのがポイントです。
■Step3.好みのスタイリング剤をつけて整える
最後にワックスやオイル、バームなど好みのスタイリング剤をつけて整えたら完成です。
このとき、量の少ない方のサイドの髪の毛を耳にかけると、より女性らしさが際立ちます。
【セクシー】かきあげ前髪
かき上げ前髪は、ふんわりとこなれ感のあるセクシーさが魅力のスタイル。
ドライヤーの熱を使ってセットする方法もありますが、今回は手ぐしで簡単にできるかきあげ前髪のセット方法を紹介します。
■Step1.スタイリング剤を手に広げる
ワックスやバーム、オイルなど好みのスタイリング剤を適量取り手に広げます。
■Step2.髪をかきあげスタイリング剤を馴染ませる
フロント部分の生え際から髪の毛をかきあげ、スタイリング剤を馴染ませます。そのまま、毛先にまで馴染ませて全体の形を整えれば完成です。
【トレンド感】うざバング
うざバングは、伸ばしかけの邪魔になりやすい長い前髪をおしゃれに見せられるスタイル。抜け感のある色っぽい仕上がりになるのが特徴です。
今回は、カーラーとドライヤーを使ったセット方法を紹介します。
■Step1.前髪をカーラーで巻いていく
長い前髪を上下に分け、カーラーで巻いていきます。
カーラーのサイズは、前髪を2回転でまとめられる幅のものを使うのがおすすめ。上下で髪の毛の長さが異なるので、ちょうど良いサイズのカーラーを選びましょう。
上部は髪の毛を立てて上から巻きつけ、下部の髪の毛は、顔と垂直に伸ばし根元からしっかりと巻きつけていきます。
■Step2.ドライヤーの熱を当てる
カーラーを髪の毛に巻きつけたら、ドライヤーで熱を当てクセつけしていきます。前髪全体に熱を加えたら、熱が冷めるまでカーラーを巻いた状態でしばらく待ちましょう。
■Step3.スタイリング剤をつけて整える
前髪のカーラーを外し、好みのスタイリング剤を全体に馴染ませます。スタイリング剤が馴染んだら、前髪をつまんで毛束間を出していきましょう。
サイドの髪の毛の膨らみが気になる場合は、ヘアピンで耳後ろの髪の毛を留めるとサイドの髪のボリュームが抑えられ、全体的にスッキリとした印象に仕上がります。
【上品で色っぽい】韓国風センターパート
韓国風センターパートには大きく分けて、毛先がやや外向きになっているタイプと根元をふんわりとさせるタイプの2パターンがあります。
今回は、顔をきゅっと小顔に見せてくれる毛先がやや外向きになっている韓国風センターパートのセット方法を紹介します。
■Step1.太めのコテで前髪を軽く立ち上げる
前髪を持ち上げたら太めのコテを根元に当て、軽く立ち上げるようにクセづけします。
■Step2.太めのホットカーラーを前髪に巻く
前髪が軽く立ち上がったら太めのホットカーラーを前髪に巻き、しばらく置いておきます。ホットカーラーの熱が冷めたら、後ろにひっぱりながら外していきましょう。
■Step3.スタイリング剤をつけ、全体を整えたら完成
頭頂あたりから、指でじぐざぐを描くように前髪を真ん中で分けます。
次に前髪を中央から分け、好みのスタイリング剤を手にとり、後ろに流すように整えたら完成です。
【クールな印象】オールバック
キリッとしたクールな印象のオールバックは、髪の毛が邪魔にならないためビジネスシーンにぴったり。
今回はビジネススタイルにおすすめのまとめ髪のオールバックスタイルのセット方法を紹介します。
■Step1.スタイリング剤を手に馴染ませる
好みのスタイリング剤を適量手にとります。
■Step2.髪の毛を後ろにかきあげる
手櫛で髪の毛をかきあげながら後ろに流し、スタイリング剤を全体に馴染ませます。
■Step3.髪の毛をまとめて結ぶ
両手を使って髪の毛を後ろにまとめたら、片方の手で前髪を生え際から後ろにかきあげるように集めて、耳の延長線上で結びます。
■Step4.トップにボリュームを作る
顎と耳を結んだ後頭部の髪を指でつまんで引き出し、トップに立体感を出します。全体の髪の毛を等間隔に引き出し整えたら完成です。
長い前髪をすっきり!おすすめのアレンジ術
最後に長い前髪をすっきり、おしゃれに見せてくれるアレンジ方法を紹介します。
アレンジする前に、軽くワックスやオイルなどスタイリング剤を馴染ませておきましょう。こうすることで、よりアレンジしやすくまとまりもよくなります。
ヘアピンアレンジ
前髪が長いと目に覆いかぶさって邪魔になることも。そういったときにもおすすめなのがヘアピンを使ったアレンジです。
今回は清潔感のある斜め前髪を作るヘアピン(アメピン)アレンジを紹介します。
■Step1.トップの髪の毛を後ろで留める
トップの髪の毛は、前髪を留めたヘアピンを隠すときに必要になるため、あらかじめヘアクリップなどで後ろへ留めておきましょう。
■Step2.前髪を流したい方向へ整える
前髪を流したい方に向かってコームでとかしておきます。こうすることで、短い前髪もキレイにまとまり、清潔感がアップします。
■Step3.ヘアピンを前髪に留める
前髪と垂直になるようにヘアピンを留めます。留める位置は、生え際より少し耳側がベストです。
■Step4.ヘアピンを隠す
後ろにまとめておいたトップの髪の毛をかぶせて、ヘアピンを隠して全体を整えたら完成です。
編み込みアレンジ
前髪の編み込みアレンジは、顔周りに立体感が出てぱっと華やかになるアレンジです。「難しそう」と思われがちですが、慣れてしまえば実は簡単にできてしまいます。
ぜひ、基本的な編み込みアレンジからチャレンジしてみましょう。
■Step1.トップの前髪を適量取る
まずはトップから前髪を適量取り前方に持っていきます。髪の毛を少なく取ると繊細な仕上がりに、多く取るとナチュラルに仕上がります。
■Step2.編み込みしていく
Step1.で分けた前方の髪の毛を編み込みしていきます。まずは3つ編みを作り、ひと編みするごとに後ろの毛を少しずつ取り編み込んでいきましょう。
髪の毛が足りるところまで、同じ動作を繰り返していけばOKです。
■Step3.耳上でピンを留める
耳のラインに沿う形でピン留めして、全体を整えたら完成です。
まとめ
今回は前髪が長いときの対処法を紹介しました。長い前髪は、セットやアレンジの仕方で印象を大きく変えることができます。
ぜひ記事の中で紹介したセット方法やアレンジ術を参考に、長い前髪をすっきりおしゃれに変えてみてくださいね。
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