前髪を作る際のポイント
前髪は、セルフカットでも簡単にスタイリングできます。セルフカットに挑戦するなら、まずは自分に似合うスタイルを見つけることが大切です。
前髪をセルフカットで作る際のポイントを紹介します。
顔型に似合う前髪を選ぶ
セルフカットの際は、顔型に似合う前髪を選ぶことが大切です。顔の輪郭やパーツに合わせると、顔まわりが綺麗に見えます。小顔効果も期待できるため、顔の輪郭が気になる方にもおすすめです。
顔型別に似合う前髪は、以下のポイントを参考にしましょう。
【丸顔】
- 前髪は重く作りすぎない
- 程よい透け感を作る
- サイドヘアで顔の輪郭をカバー
【面長】
- 前髪は眉下から目にかかる程度にカット
- 眉上は面長に見えてしまうため注意
- おでこはなるべく目立たせない
【逆三角形】
- 前髪の幅はワイドバング寄りに
- 隙間を作り、おでこをチラ見せ
このように顔型によって、似合う前髪は大きく異なります。顔型ごとのポイントを参考に、前髪を作るといいでしょう。
必要な道具を準備する
前髪をセルフカットするなら、必要な道具をあらかじめ準備しましょう。前髪のセルフカットでは、以下の道具が必要となります。
【前髪カットに必要な道具】
- くし
- ダッカール(ヘアクリップ)
- はさみ(すきばさみ)
くしやダッカールは、髪の毛を整えるために必要です。どちらも新しく購入する必要はなく、普段使用しているもので問題ありません。ダッカールがない場合は、ヘアクリップで代用できます。髪の毛をまとめるため、ブロッキングしやすいものを用意しましょう。
またセルフカットする際、散髪用のはさみは欠かせないアイテムです。すきばさみもあると、髪の毛の量を調節できます。より高度なスタイリングができるため、セルフカットする機会が多い方におすすめです。
【前髪の作り方】セルフカット方法
前髪のセルフカットは、美容院に行く以外にも、自宅で簡単にセルフカットできます。しかし、失敗が怖く、セルフカットする勇気が出ない方もいるでしょう。
前髪で失敗しないために、セルフカットの簡単な方法を紹介します。
シースルーバング
シースルーバングは、大人気の前髪アレンジです。韓国で人気に火がつき、今や日本でも多くの女性が取り入れています。
シースルーバングは、前髪に透け感を作ることが大切です。はじめに、真ん中の部分のみ手に取り、サイドはブロッキングしましょう。前髪の真ん中は、眉の下あたりまでカットします。色っぽいうざバングを作るなら、目にかかる程度でカットしましょう。
真ん中をカットしたあとは、サイド部分を手に取ります。真ん中からサイドに向けて、斜めにカットを入れるのがポイントです。髪の毛をセットする際に、サイドヘアまで自然な流れを作りやすくなります。
オン眉前髪
オン眉前髪は、眉の上まで短くカットするアレンジです。顔全体が明るく見えるだけではなく、目元の印象を強調できます。大人っぽい印象より、キュートに見せたい方におすすめです。
オン眉前髪は、ぱっつんになりすぎないよう意識する必要があります。はじめに、前髪の真ん中部分のみを手に取り、眉の上までカットしましょう。カットする際は、前髪を手で引っ張りすぎないことが大切です。切りすぎの原因につながるため、前髪は自然な状態を作りましょう。
真ん中部分をカットしたら、次はサイド部分をカットします。サイドは、丸みをつけるようにカットすることが大切です。サイドに向けて、少し長めにカットすると、こなれ感を作れます。
髪全体をカットしたあとは、はさみを縦方向にして、毛先部分を少しカットしましょう。毛先に切り込みを入れて、ぱっつんすぎる印象をカバーすることが大切です。
厚めバング
厚めバングは、前髪をあえて重く作るアレンジのことです。おでこを見せないスタイルで、キュートな印象や、レトロな雰囲気を演出できます。
厚めバングは、前髪を3つの層に分けてカットすることが大切です。はじめに、つむじから三角形の部分を手に取ります。サイドは必要ないため、ブロッキングしましょう。
また前髪全体を3つの層に分けて、ブロッキングします。1番下の層から順番に、はさみを縦に入れましょう。前髪の長さは、眉の下あたりがおすすめです。
1番下の層が終わったら、上の髪の毛を下ろし、同じようにカットします。全ての層をカットしたあとは、髪の毛の量を調節しましょう。はさみは縦にカットして、ぱっつんになりすぎないよう意識することが大切です。
流し前髪
流し前髪は、左右どちらかに分け目を作り、流すアレンジのことです。おでこをチラ見せしつつ、大人っぽい雰囲気を演出できます。
流し前髪は、左右どちらに流すか決めることが大切です。流す方向が決まったら、サイドヘアはブロッキングしましょう。流し前髪は、斜めにカットする必要があります。前髪は指を使い、流す方向に沿って斜めに固定すると、カットしやすいでしょう。
斜めにカットしたあとは、毛先を流しやすいよう、すきばさみでカットします。すきばさみも同様に、斜めにはさみを入れて、毛先を中心にカットしましょう。ゆるやかなカーブを描くように、カットするのがポイントです。
前髪を作る際の注意点
前髪のセルフカットは、初心者でも簡単にできます。しかし、綺麗な前髪を作るなら、いくつか注意が必要です。
前髪を作る際、特に注意すべき点を2つ紹介します。
ブロッキングする
前髪を綺麗にカットするなら、ブロッキングすることが大切です。ブロッキングなしの状態では、前髪のカットが思うようにできません。カットする場所を間違えた結果、失敗に繋がる可能性もあります。前髪はカットする範囲が少ないからといって、ブロッキングを怠ることは避けましょう。
またブロッキングする際は、必ずダッカールや、ヘアクリップを使うことが重要です。髪の毛が落ちてしまわないよう、しっかり固定できるアイテムを選びましょう。
前髪はしっかり乾かす
前髪を作る際、髪の毛を濡らした状態でカットする方がいるのではないでしょうか。しかし、濡れた状態の髪の毛は、水分を含んでいるため、通常より少し長くなっています。髪の毛がまとまりやすい状態ではあるものの、前髪を短くカットしてしまう原因につながるため、あまりおすすめできません。
前髪を作る場合は、乾いた状態でカットすることが大切です。あらかじめドライヤーでブローする場合も同様に、しっかり乾かしましょう。
まとめ
今回は垢抜け前髪を作りたい方のために、セルフカットのポイントや注意点を紹介しました。前髪を作る際は、顔型に似合うスタイリングが大切です。
今回紹介したスタイリング方法を参考に、垢抜けた印象を手に入れてはいかがでしょうか。
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