前髪ありのショートボブヘアは、ショートの爽やかさに可愛らしさをプラスしたいという人におすすめ。すっきりしたスタイルながら、女性らしさを感じさせてくれます。
今回は、前髪ありショートボブの魅力や、顔型別のショートボブ似合わせポイント、それぞれに似合うスタイル、前髪ありショートボブをおしゃれに見せるコツをご紹介します。
ショートボブとは?
ショートボブとは、顎くらいのラインのすっきりした印象のボブのこと。耳にかかるくらいの長さから顎あたりまでの長さのスタイルを指すことが多く、ボブよりもすっきり仕上がります。
ショートボブは、毛先に丸みを帯びているため、女性らしさを出せるのも特徴です。
前髪ありショートボブの魅力
前髪ありショートボブの魅力は、大きく分けて次の3つです。
- コンプレックスをカバーできる
- 可愛らしさやカジュアルさをプラスできる
- 多様なアレンジができる
コンプレックスをカバーできる
前髪ありショートボブは、顔まわりに髪の毛があるため、顔の面積が小さくなり顔をすっきり見せる効果があります。
ショートボブはアレンジがしやすく、どのような顔型でもポイントさえ押さえれば、小顔に見せられるメリットが。記事の中で顔型別の似合わせポイントを紹介するので、チェックしてみてください。
可愛らしさをプラスできる
ショートスタイルの爽やかさと、程よい甘さがあるのがショートボブの魅力。
トップや顔まわりの毛の長さは、ある程度残してカットするため、トップや後頭部に適度なボリュームが出て柔らかいボブっぽさもありつつ、ボブよりも短いので重たくなりすぎず軽い印象です。
多様なアレンジができる
ショートボブは、スタイリング剤をつけてくしゅくしゅっとするだけでも簡単に動きがでます。さらに、ショートヘアよりも長さがあるため、コテを使ったヘアアレンジがしやすいメリットも。
ストレートスタイルでナチュラルに、巻いて華やかになど、その日の気分やシーンに合わせてさまざまなスタイルを楽しめます。
「顔型別」ショートボブ似合わせポイント
前髪ありショートボブで小顔に見せるためには、顔型別に押さえておきたいポイントがあります。
- 面長さんは「顔全体を横長に見せる」
- 丸顔さんは「縦のラインを強調する」
- 四角顔さんは「エラ部分をボリュームを出さずに隠す」
- 下膨れさんは「顎上ラインに長さを出す」
それぞれ順番に見ていきましょう。
面長さんは「顔全体を横長に見せる」
面長とは、顔の横幅よりも縦幅が長いもしくは長く見える特徴をもった顔立ちのこと。頬に肉がつきにくいタイプの人も輪郭がシャープになることで、面長に見えることもあります。
「面長はショートスタイルが似合わない」と言われてしまうことも多いですが、諦める必要はありません。前髪ありのショートボブは、縦のラインを短くし顔を横長に見せる効果があるため、面長をカバーできます。
レイヤーを入れたショートボブにして、ひし形シルエットにするのも面長をカバーするのに効果的。トップにボリュームや高さを出しすぎると、縦のラインが強調され面長が目立ってしまうので要注意。サイドの髪の毛を耳にかけて、横幅のボリュームを出すのもおすすめです。
丸顔さんは「縦のラインを強調する」
丸顔とは、顔の縦と横の長さがほぼ等しい顔型のこと。頬がふっくらしている人が多いのも特徴です。
丸顔をカバーするコツは、髪の毛で顔周りを前髪とサイドバングで包み込むこと。丸とは逆の縦ラインを意識するのがポイントです。
また、どの輪郭にも似合うと言われる「ひし型シルエット」にすると、黄金バランスで小顔効果も期待できます。
前髪は流し前髪やシースルーバング、センターパートなどで縦ラインを強調するのがおすすめです。
下膨れさんは「顎上ラインに長さを出す」
丸顔よりも頬やフェイスラインが張り出している下膨れさんは、顔が大きく見えるだけでなく顔のバランスが悪くなりがち。
下膨れの悩みを解消するためには、顎上ラインに長さを出すのがポイント。下膨れが気になる人にも黄金バランスに整えてくれる「ひし型シルエット」はおすすめ。
ショートボブは、少し前下がりにカットすると顔がすっきり見せる効果が。さらに、シースルーバングの流し前髪にすると、抜け感が出て重たい印象がなくなります。
四角顔さんは「エラ部分をボリュームを出さずに隠す」
四角顔とは、顔の横幅が長めでエラが張っているのが特徴的。四角い顎と広めでストレートな額など、全体的に直線的なラインが多く男っぽく見られやすい顔型です。
前髪を作りたい場合は、流し前髪がおすすめ。全体のシルエットはトップに高さが出るようにして、「ひし型シルエット」を意識しましょう。
エラが目立たないよう、耳あたりの高い位置にボリュームを出すのがベストです。
前髪ありショートボブをおしゃれに見せるコツ
最後に前髪ありショートボブヘアをおしゃれに見せるコツをご紹介します。押さえておきたいポイントは、大きく分けて次の3つ。
- 30代・40代は後頭部に丸みと高さを出す
- ヘアセットで変化をつける
- ヘアセットを楽にしたいならパーマがおすすめ
ポイントを押さえて、おしゃれなショートボブヘアを楽しみましょう。
30代・40代は後頭部に丸みと高さを出す
年齢を重ねるとともに髪の毛が細くなり、トップや後頭部がペタッとしやすくなってしまいます。
30代・40代以降の女性がショートボブにする際は、後頭部に自然な丸みの出やすいショートボブスタイルにするのがおすすめ。
鼻の辺りの高さの後頭部に丸みを出すようにすると、ふんわりと若々しい印象に仕上がります。スタイリング時により立体感を出したい場合は、ハイライトを入れるのも◎。ハイライトを入れると、自然と白髪もカバーできます。
また、コテやマジックカーラーなどで裾足以外の部分をワンカール入れるのも、おしゃれに見せるコツです。艶を出したい場合は、髪色を明るくしすぎず落ち着いたヘアカラーを意識しましょう。
ヘアセットで変化をつける
せっかくキレイにカットしてもらっても、セットしないと野暮ったく見えてしまいがち。しかし、ヘアセットはコツさえ掴んでしまえば、難しいことはありません。
ここでは、「セットが苦手」という方でも簡単にできるショートボブのセット方法をご紹介します。
【用意するもの】
- オイルやワックスなどのスタイリング剤
- ドライヤー
- くし
【ショートボブのセット方法】
- 髪全体を水で濡らし、ドライヤーで根元から乾かす。
- 8割ほど乾いたら、手で髪を引っ張りながらドライヤーをかけ、毛先を握ってカールをつける
- 髪の毛が乾いたら、スタイリング剤を手に取り、髪の根本から手でかきあげるようにして馴染ませる。
- くしなどを使って前髪の分け目をぼかしたら完成。
より動きを出したい場合は、コテやストレートアイロンを使うのがおすすめです。
ヘアセットを楽にしたいならパーマがおすすめ
毎日ドライヤーやコテ、ストレートアイロンを使ってスタイリングするのが面倒という場合は、パーマを当てておくとヘアセットが楽です。
美容師さんと相談しながら、自分にぴったりなパーマスタイルに仕上げてもらいましょう。
まとめ
今回は、前髪ありショートボブについて紹介しました。前髪ありショートボブは、コンプレックスをカバーできる、万人に似合う髪型。可愛らしさやカジュアルさをプラスできる、多様なアレンジがあることも魅力です。
今回紹介したポイントを押さえて、自分に合った前髪ありショートボブにチャレンジしてみてください。
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