夫が単身赴任している時に気になるのが「浮気」ではないでしょうか?離れ離れで生活するとなると不安な気持ちにもなりますし、実際に単身赴任をすることで離婚率がアップすというデータも出ているようです。今回は単身赴任中に浮気してしまう理由や、浮気のチェックポイント、効果的な予防策を紹介します。

単身赴任をすると離婚率が2倍になるって本当?

日本の離婚率は、2002年(平成14年)の約29万組をピークに減少傾向にあり、厚生労働省の2020年(令和2年)の調査では、離婚件数は年間約19万組のカップルが離婚しているようです。

婚姻件数は約53万組のため、およそ3組に1組のカップルが離婚しているということになりますね。離婚する理由はさまざまですが、単身赴任の夫婦の場合、離婚率は同居中の夫婦と比べて2倍に増加すると言われています。

つまり、単身赴任中は同居中よりも浮気など離婚に繋がるリスクが高いということです。

なぜ単身赴任中に浮気するの?

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単身赴任中に浮気してしまうのはなぜでしょうか?

理由はさまざまですが、主な原因は次の3つです。

* 独身時代に戻ったような開放感から
* バレないという安心感から
* 寂しさを埋めるため

それぞれ詳しく解説していきますね。

独身時代に戻ったような開放感から

単身赴任中は、家族と離れて一人暮らしをするため、独身時代に戻ったような開放感から浮気をしてしまうケースも少なくありません。

妻や子どもの目もないため、気軽に飲みに行ったり遊びの誘いに乗ることもできるため、自然と女性と出会う機会も増えてしまいます。

中には、マッチングアプリなどオンラインで出会いを求める既婚男性もいるようです。

バレないという安心感から

家族と同居している時には、良い夫・良い父でいようという自制心があっても、家族と離れて暮らしていると、「少しくらいバレないだろう」という軽い気持ちで浮気に走りがちです。

一人でいる時間が長くなればなるほど、家族の存在が薄れ自制心が弱くなってしまいますので、こまめに連絡を取り合って「妻や家族が自分のことを気にしている」と緊張感を持たせましょう。

寂しさを埋めるため

これまで家族一緒に生活していたのに、急に知らない土地で一人暮らしとなると、誰しも寂しい気持ちにもなります。

離れていても家族間のコミュニケーションが取れていれば、寂しさも紛れるかもしれませんが、コミュニケーションが希薄になってしまうと、寂しさを埋めるために浮気するケースもあります。

単身赴任中の浮気チェックポイント

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「単身赴任中の夫が浮気しているかも…」と感じたら、次の方法でチェックしてみましょう。

* 連絡を入れずに突然会いに行く
* 家の中に女性が来ている痕跡がないか確認する
* SNSをチェックする

ひとつずつ順番に見ていきましょう。

連絡を入れずに突然会いに行く

連絡を入れてしまうと、事前に浮気がバレないように疑わしいところは隠されてしまいますが、突然会いに行けば、夫の対応や言動から浮気をチェックできます。

また、会いに行った際はチェックしておきたいポイントがありますので、次の項目で詳しく解説しますね。

家の中に女性が来ている痕跡がないか確認する

夫に会いに行った際に、家の中に女性が来ている痕跡がないか確認しましょう。

女性が来ている場合は、以下のような痕跡があるはずです。

* 床の上や排水溝などに長い髪の毛
* 香水や化粧品の匂いがする
* 女性用の化粧品や衣類、小物
* 生理用品
* ペアと思わしき食器や歯ブラシ
* 夫の趣味ではない物がある

この他に、ずぼらだった夫の単身赴任先の部屋がキレイに整頓されている場合も、浮気相手を招いている可能性があります。

また、夫が車を所持している場合、車の中もチェックしてみると浮気の痕跡が見つかるかもしれません。

SNSをチェックする

InstagramやTwitterなど、夫のSNSを定期的にチェックすることで浮気の証拠が見つかることもあります。

すでに妻がSNSの存在を知っている場合は、浮気を疑われるような投稿は避けると思いますが、こっそりSNSをしている可能性もありますので、夫のSNSを探し出し日頃の生活を覗いてみましょう。

お洒落なレストランで食事をしていたり、観光地、行楽施設へ出かけている投稿が多い場合は、浮気相手と出かけているのかもしれません。

単身赴任中の浮気!予防策を6つ紹介

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単身赴任中の浮気は、なんとしても防ぎたいもの。浮気を防ぐには、夫婦や家族の絆を強めることが重要です。

夫婦や家族の絆を強め、単身赴任中の浮気を防ぐためにおすすめな方法を5つご紹介しますね。

* 予防策1:定期的に夫と会う
* 予防策2:オンラインで一緒に食事をする
* 予防策3:家族の存在をアピールする
* 予防策4:しっかりと連絡を取り合う
* 予防策5:感謝と労いの気持ちを伝える

できそうなものから少しずつ実践してみてください。

予防策1:定期的に夫と会う

頻繁に行き来することは難しいかもしれませんが、離れている時間が長くなれば長くなるほど、心の距離も遠くなってしまいます。

連休中は自宅に戻り家族と一緒に過ごせないか相談してみたり、夫が自宅に戻るのが難しい場合は、家族で単身赴任中の夫を訪ねるなど、月に1回程度は一緒に過ごす時間を持ちたいものです。

定期的に同じ時間を過ごすことで心の距離感を保つことができますし、「自分には家族がいるんだ」と再認識させることもでき、一人暮らしの寂しさを埋めることができます。

また「会えそうな時は、単身赴任先に遊びにいくね!」と伝えておくのも効果的です。こうすることで、「急に妻がこちらに来るかもしれない」と、緊張感を持たせ浮気を防ぐことができます。

予防策2:オンラインで一緒に食事をする

最近は新型コロナウイルスの流行によってオンライン化が進み、Zoom、Skype、LINといったビデオ通話アプリを利用する機会も増えてきたのではないでしょうか?

ビデオ通話アプリを使えば、離れ離れであっても画面を通して顔を合わせお喋りをしながら食事を楽しむことも可能です。

オンラインで一緒に食事をすることで、通話の際に夫の様子や部屋の状況をチェックすることもできますし、何より家族で食卓を囲み、楽しく、美味しく食事をいただくことで、家族の絆を強めることができます。

予防策3:家族の存在をアピールする

夫の単身赴任先の自宅に、家族の写真を飾ったり、自分や子どものものを置いておくのも浮気防止に効果的です。

自分の部屋にいつも妻や子どもの存在感があると、「自分には家族がいる」と自制心が働きます。また、夫のスマホの待ち受け画面を、家族写真にしてもらうのもひとつの方法です。こうすることで、スマホを見るたびに家族の存在を感じ、浮気心を自然と抑えられるでしょう。

予防策4:しっかりと連絡を取り合う

電話やLINEでしっかりと連絡を取り合うことで、夫が女性と外であったり、家に招くことを防げます。

時間を決めてしまうと、その時間を外して浮気相手と会う予定を立てやすくなってしまうため、不定期に連絡をするのがおすすめです。

特に平日の夜や休日の昼間などに、予告なく突然電話するのは浮気防止に効果的です。

出先だった場合は、「今どこにいるの?」「周りの風景を見てみたい」とチェックしてみましょう。

この時、相手を疑っている感じを出すのではなく、どのように過ごしているのか様子を知りたいと、さりげなく伝えることが大切です。

誰しも変に疑われたり、探りを入れられるのは良い気持ちのするものではありません。あれこれ考えて気を病むよりも、良い関係性を保つことを優先しましょう。

予防策5:感謝と労いの気持ちを伝える

離れているからこそ、一緒にいる時以上に「いつもありがとう」「お疲れ様」など、感謝や労いの言葉をしっかりと伝えましょう。

自分自身の存在を愛し大切にしてくれる存在を、そう簡単に裏切ることはできません。

「浮気してるんじゃないの?」「どこに行ってたの?」など、疑いの気持ちを向けられても夫の気持ちは離れていくだけです。

単身赴任中の夫の浮気を心配しすぎるより、日々の生活を充実させることを意識してみましょう。こうすることで、気持ちにゆとりが出て夫への接し方も変わってきます。

優しくポジティブな言葉を使い、笑顔でいる妻に「やっぱり妻は素敵な女性だ」「早く会いたい」と、夫も惚れ直してくれるはず。

単身赴任中は、「相手の気持ちが離れてしまうのでは?」と不安になってしまうものですが、妻の心持ちや行動次第で、一緒に暮らしていた時以上にふたりの関係性を深めることも可能です。

まとめ

単身赴任中は家族が離れて生活することになるため、物理的なものだけでなく精神的にも距離ができてしまいます。

夫の浮気を防ぐには、日頃からしっかりとコミュニケーションをとることが大切です。

なるべく夫と会う時間を増やしたり、会えなくてもオンラインを活用する、電話やLINEで連絡を取り合うなど、単身赴任中でも工夫次第でコミュニケーションをとることができます。

また、単身赴任中は浮気を疑う気持ちが強くなってしまいますが、疑いすぎは夫婦関係を悪化させてしまうので注意が必要です。

疑いの気持ちよりも、相手を思いやる言葉がけを意識して良い関係性を保ちましょう。