私はケチじゃない!むしろ節約上手なの!
今回お話を聞かせてくれたのは、筆者の友人のAちゃん。大学時代に出会った友人がこれまで出会った人の中で最もケチだったそうです。
一緒にごはんを食べる時は必ず牛丼屋やファミレスなどの安い店、食事に行ったら1円単位での割り勘してくる、奇数の場合は絶対相手に多く支払わせる……と、日頃からドケチパワーが炸裂していたのだとか。
しかし、彼女としては自分がケチだという自覚はなく、むしろ「節約上手で将来いい嫁になるわ~」と自画自賛していたそうです。
ドケチエピソード①食堂のお茶を持ち帰り
そんな彼女のドケチエピソードの中でも、Aちゃんがとくに印象に残っているエピソードを3つほど教えてもらいました。まず1つ目がこちら。
「学生時代に空のペットボトルを持参して、食堂のお茶を持ち帰っていた。持ってきたお茶が足りなくて少しもらう程度ならわかるけど、なみなみと注いでてさすがに引いた…。」
一発目からインパクトのあるドケチエピソードですね。まあ無料だからいいんですけど、人としてはどうかと思う行動かも……。
ドケチエピソード②お金も払わず友人の料理をパクリッ
続いて2つ目のエピソードも聞かせてもらいました。
「学生時代、学校終わりに何度か友人グループでお茶して帰ったことがあったんだけど、その友人はどこのお店に行っても水しか頼まなかった。なのに別の子が頼んだ料理に平気で手をつけるの。みんなに一口ちょうだいって言ってまわるから、結局1食分ぐらい食べてたね。」
これもなかなかっ……。ちなみにAちゃんがこれについて友人に注意したら、彼女は「一口ぐらいいいじゃん。そんなんだとAちゃんみんなからケチって思われちゃうよ?」と言われたそうです。いやあんたが言うなよ!!
ドケチエピソード③1万円のご祝儀を割り勘
そして最後に教えてくれたのがつい最近の出来事だそう。
「大学卒業後、共通の友人が沖縄で結婚式を挙げることになって招待されたんだけど、あろうことか彼女がご祝儀を友人一同でまとめて渡そうって言ってきた。沖縄の結婚式はほかの地域よりもご祝儀の金額が低いと聞いていたのに、それを友人一同でまとめるって……。この人は他人の幸せなんてどうでもいい人なんだろうなと思った。」
調べてみたら、沖縄のご祝儀相場は何と1万円程度なのだとか。それを割り勘って……。なかなかやばいですね。Aちゃんもさすがにこの時はブチ切れたそうです。
金銭感覚の合わない友人は付き合うのを控えるべし
Aちゃんの友人のようにドケチパワーを炸裂させている人って結構いるんですよね~。筆者も年齢性別関係なく、さまざまなドケチさんを見てきました。
そして毎回見るたびに「やっぱり金銭感覚の合わない人とは付き合わないほうがいいな」と思わせられます。ケチな人と付き合っていても自分が疲れてしまうだけです。自分だけ得しようとするような人間とはそっと距離を置きましょう。
ftnコラムニスト:なべび