義理チョコ ≠ 義務チョコ
バレンタイン前のこと。うちの会社は女性社員が全員でお金を出し合って男性社員に義理チョコを配るという風習がありました。
その年は私がチョコの買い出し担当だったのですが、わざわざプライベートの時間を割いて会社用のチョコを選ぶのが憂鬱で、ついつい仲のいい同期に「チョコの買出しめんどくさーい!こんなことしてる時間あったらバレンタインまでに彼氏作りたいわ!」と愚痴LINEを送信。
ところが間違えて職場の上司に送ってしまっていました…!もちろん気づいてからすぐに平謝りしましたが、上司からは神のような言葉が。
「義理チョコならいいけど、“義務”チョコならお互いしんどいし今年からナシにしようか!チョコはいいから、その分みんなで何か美味しいものでも食べてリフレッシュしてください」というLINEが女子社員全員に送られてきたんです。
毎年バレンタインに渋々チョコを用意していた女子社員たちは大喜び。私も感謝されちゃいました。
オフィスでパーティー?!
繁忙期は残業も増えるうちの会社。
その日は友達とデリバリーピザを頼んで女子会の予定でしたが、急な仕事が入って泣く泣くドタキャンすることになりました。
謝罪とともに「ピザパーティーしたかったのに残業とか最悪!ピザ食べたかったよ~(涙)」というLINEを友達に送ったのですが、なんと間違えて上司に誤爆してしまったことが判明!
すぐ謝りに行くと、上司は笑って許してくれましたが、驚いたのはその後。残業が終わって、みんなで「そろそろ帰ろうか」なんて話していたときに、アツアツのピザが大量に届いたんです!
私の誤爆LINEを見て上司がこっそり注文してくれていたんだとすぐ分かりました。オフィスで食べるピザはなんだか普段より美味しく感じて、今でも忘れられない思い出です。
「うちの会社ラクだよ♡」
小さな不動産会社で事務員をしていた頃のこと。
転職活動をしている友人にLINEで「不動産業界ってどう?」と聞かれ、「うちの会社に関して言えばめっちゃラクだよ♡ 休みも取りやすいし仕事も簡単だし。いい転職先が見つかったらいいね!」と返信したのですが、うっかりしていて会社の社長に送信してしまっていました。
その場で謝罪を送信し、翌日出社した時にも直接謝ったのですが、社長は怒るどころか「お友達、転職活動が難航してるの?もしどこにも雇ってもらえなかったらうちで働いてもらおうか?」という優しすぎる言葉をかけてくれました。
友人に伝えると「そんな神様みたいな社長いる……?!」と感動していました。
まとめ
思わず「やってしまった!」と真っ青になってしまうような、上司への誤爆。こんな神対応されたら、一生ついていきます!!という気持ちになっちゃいますよね♡
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの