別の人のことですー！
まずは筆者の友人のA子からの話です。
嫌いな上司の悪口を毎日のように彼氏に送っていたA子。その日も仕事終わりの疲れた頭でぼんやりと「また例の上司にイヤミ言われたんだけど！ほんと冗談は顔だけにしてほしいわ～」と打ち込み送信したのですが、なんと送った先は彼氏ではなく上司本人でした……！
即効で既読がつき、上司から「私のことですか？」と素っ気無いLINEが来て冷や汗をかくA子。咄嗟に「すみません！間違えました！“例の上司”というのは別部署の○○課長のことです！実は本当に困っていて…今度相談に乗ってもらえませんか？」と悪口の矛先を別の人に向け、なんとか乗り切ったそうです。
あざといけど上手い！誤爆をごまかすだけではなく、“あなたのことを頼りにしてますアピール”までするなんて、かなりのやり手ですね。突然悪口の対象として登場させられてしまった○○課長はちょっと気の毒ですが……。
これはゲームです……！
次に友人のB子からの話です。
仲良しの女友達に「ほんと上司ウザすぎだわ。あーさっさと定年になってくれないかな～」と送信したB子。でも実際は会社のグループLINEに誤爆してしまっていました！
すでに何人かが既読になっていて取り返しがつかないと思ったB子は、「間違えました！予測変換でどんな文章が作れるか友達と競争していて……！今流行ってるんですよー！皆さんもやってみてくださいね！」という苦し紛れな言い訳をしたそうです。
予測変換だとしても「上司」のあとに「ウザすぎ」が来てるしツッコミどころ満載ですが、「若者のゲーム」と言い切ることでなんとか上司の追及を免れたそうです。
本当に残念です！！
最後は友人のC子からの話です。
友達と飲む約束をしていたのに、上司からも飲みに誘われてしまったC子。思わず別の友達に「○子と飲む予定が入ってるのに、上司から誘われちゃったよー」と愚痴LINEを送ります。ところが送信先は上司本人でした！
真っ青になりながらC子がなんとか捻り出した言い訳は、「せっかくお誘いいただいたのに、友達との約束があったことが残念すぎて、思わず愚痴を言ってしまいました。本当にご一緒したかったです～！！」というものでした。
なるほど！たしかにこの文面なら「上司から誘われたこと」が嫌なのではなく、「せっかく上司と飲みに行けそうだったのに友達との約束があった」ことが嫌だったというふうにも取れます。友達には申し訳ないですが一番平和な言い訳ですね。
まとめ
皆さん色々な言い訳を駆使していますね！上司への誤爆という最悪な事態にも咄嗟の対応ができていてすごいです。こんなふうになんとかトラブルを回避するのも手ではありますが、どうしようもない時は素直に謝ることも大切ですので、状況に応じて見極めていきたいですね。
ftnコラムニスト：藍沢ゆきの