浮気の代償は
最初は筆者が知り合いから聞いたエピソードです。
付き合って数年の彼氏がいるA子。年々マンネリ化が進み、倦怠感を感じていたそうです。それでもなんだかんだで長年一緒にいるし、お互いを裏切ることだけはないと信じていました。
ある日のデートで、A子は自宅にスマホを忘れてしまいます。これから行こうと思っていたお店の場所を調べるために、彼氏に「ちょっとお店のこと検索するからスマホ貸してくれない?」と言って検索ボタンを押すと…
なんと検索履歴に「○○県 ラブホ」「浮気 証拠隠滅」などなど、完全にアウトな単語がズラリ!驚いて「何コレ?!」と責めるA子に、彼氏は明らかに“しまった!”という顔をしていたそう。
結局、彼氏が浮気を認めてA子に謝り倒し、今回だけという約束で許してもらえたそうです。しかしもちろん何もお仕置きがないわけではありません、A子の彼氏は今後ずっと下着を白のブリーフにすること、その下着には子どものようにマジックで大きく名前を書くことを義務付けられたそうです。
本命はどっち?
次は筆者の友人から聞いたエピソードです。
友人のB子は社会人5年目。学生のころから付き合っている彼氏がいて、そろそろ結婚かな?と内心思っていたそう。
ところがある日、見知らぬ番号から「私の彼氏と会うのやめてください」「自分がしてること分かってますか?人として最低ですよ」というショートメールが届きます。意味が分からずB子が「あて先を間違えてませんか?」と返すと、メールの相手はブチ切れて「間違ってない!私の彼氏の○○○のことだよ!しらばっくれるな!」と、B子の彼氏の名前を出してきました。
そこでB子はやっと彼氏の浮気を疑い、彼氏を問い詰めたところ、なんとB子と同時進行で何年も別の女性と付き合っていて、その女性にはB子のことを遊び相手と伝えていると言うのです。
プライドをズタズタにされたB子は怒り狂い、その場で彼氏から女性に電話をさせて真実を話させたそう。その後彼氏はB子からも女性からも愛想を尽かされたとのことです……。
誰それ?!
最後は筆者の同級生から聞いたエピソードです。
同級生のC子は結婚3年目。まだ子どもはいませんがそれなりに夫婦仲良く過ごしていたそうです。
でもある時期を境に、夫がよく男友達と一緒に出掛け始めます。会社帰りに飲みに行ったり、LINEしたり、随分仲のいい様子。
不審に思ったC子が「ねぇ、友達の名前ってなんて言うの?」と聞いてみると、唐突に質問された夫がしどろもどろ答えた名前は「えーと、斉藤ゴンザブロウくん……」
「は?ゴンザブロウ?!そんな名前の人イマドキいる?!」とC子がまくし立てると、途端に挙動不審になる夫。これはもしや!と思いスマホを奪って調べると、男友達ではなく実は女性と連絡を取っていたことが判明しました。
男女関係はなかったらしいので今回だけは信じて許すことにしたそうですが、ゴンザブロウって……もうちょっと平凡な名前は思いつかなかったんですかね?
まとめ
浮気はいつか必ずバレるものです。そしてバレた瞬間に、それまで積み上げてきた信用や相手の愛情を失うことになります。できればこんな現場に遭遇しないように、誠実に生きたいものですね…!
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの