梅雨の時期は晴れたり急な雨が降ったりして、天気がころころ変わりますよね。天気に関する言葉は、雨の様子を表す言葉をはじめ、たくさんあります。今回はその一つを紹介します!
ヒント
1.真夏の暑い日によく起こる現象です
2.雨の日にはこの現象は起きません
3.森の中より舗装された道で見られます
「陽炎」の読み方は?
答えは「かげろう」です。
陽炎とは、舗装された道の遠くで、景色がゆらゆらと揺れている現象のことです。
これは、太陽の熱で温まった地面がその周りの空気も温め、上昇気流を発生させている時に周りの空気も混ざり、光が不規則に屈折するからです。
条件がそろうと、上昇気流が起こる上空では積乱雲(入道雲)を発生させます。
積乱雲は激しい雨や雷を発生させることが多いです。
その条件とは、大気の状態が不安定であること、温かく湿った空気であること、空気を高く持ち上げるエネルギーがあることです。
つまり、湿度が高く、大気の状態が不安定な日に大きな陽炎を見かけたら、雷をともなう大雨になる可能性もあるといえます。
今後のお出かけの参考にしてくださいね!
writer:山桜桃