慰謝料の内容証明が届き呆然とする
不倫がバレて、離婚することになったとしましょう。その際、離婚届に判を押して、ハイおしまい…というわけにはいきません。地獄はそのあと訪れます。
不貞の代償として支払わなければいけないのが、「慰謝料」です。あるとき、妻側から法律事務所を通して、慰謝料請求の内容証明郵便が届きます。
開いてなかを覗いて呆然とするでしょう。自分の犯した罪の重さが、金額として現れているわけですね。
口頭で伝えられるよりも、書面となることで、いっそう重く受け止めることになります。
職場で肩身が狭くなり離職
不倫はプライベートなことではあるものの、発覚すれば職場にもやがてその情報は広まります。
好奇の目に晒され、なかには白い目で見てくる者もいます。腫れものに触るどころか、害虫に触れるような扱いをされることも…。
社内不倫である場合はもっと悲惨。異動や転勤といった処分を受け、その先でも肩身の狭い思いをしながら過ごし、居場所がなくなって離職を選択するケースもありますね。
親が妻や妻の両親に頭を下げるのを見る
結婚の際、妻の両親は、断腸の思いで娘を送り出します。それが、夫側の不倫により、不幸な目に遭わせてしまったとしたらどうでしょう。夫側の両親としては、立つ瀬がありませんよね。
すると、妻、ならびに妻側の両親に謝罪しなくてはなりません。なかには、土下座をするようなケースもあります。
自分の親が頭を下げている様子を前にして、果たして正気を保つことができるでしょうか…。悔やんでも悔やみきれないはずです。
子どもから嫌われる
親は、子どもに対して見本となる存在でなければいけません。それが、不倫がバレたことにより立場を失い、関係が崩れます。
子どもが母親から、「パパみたいになっちゃダメだよ」と吹き込まれ、むしろ悪いお手本とされてしまう場合もありますね。
さらに、「ママを泣かせた」と子どもから責め立てられ、絶対的な悪役として扱われてしまうことも…。
生涯その関係性が修復できなければ、子どもにも長い間苦しい思いをさせることになります。
ドラマで不倫のシーンが流れると気まずくなる
ドラマや映画では、不倫のシーンは往々にして出てきます。かつて不倫発覚により苦しんだ夫婦がそれを見たら、どう思うでしょう。
夫の不倫が発覚するも、なんとか平静を保ち、危機を乗り越えてきた妻の心情は如何ばかりか…。気まずい雰囲気になるに違いありません。
なかには、「泣くシーンでもないのに泣いてしまった」などの例も耳にします。
もう、恋愛や夫婦愛、家族愛などをテーマにした作品は一緒に見ることができなくなります。でも果たして、それらを除外した作品なんて、どれほどあるのでしょうか…。
妻が突然フラッシュバックして発狂する
不倫発覚から何年も経過し、頭から当時の忌まわしい記憶が払拭されたとしても、またそれがいつ戻ってくるか分かりません。
上記にもあげた、映画のワンシーンを見て思い出してしまったり、不倫相手の女性と同じ名前を耳にして頭に浮かんでしまったりする場合もあります。
そこで、当時の感情や状況がフラッシュバック。悶え、苦しみ、酷ければ発狂してしまうようなケースもあります。
そこまでのトラウマを植え付ける権利が、いったい誰にあるというのでしょう…?
不倫がバレた男性は大体みんな地獄を味わう!
今回は、不倫バレ男の地獄あるあるをご紹介しました。
不倫をすると、こういった状況に陥ることが多々あります。ほかにも、SNSのフォローを外されるなど、地味な嫌がらせを受けることもあります。そうやって自分の周りから、人が去って行くんですね。
不貞を働けば、代償を支払うときが来ます。どんな地獄が待っているのか、落ちる覚悟はしておかなければいけないでしょう。
ftnコラムニスト:小島康明