日本全国には、知らないと読めない地名がたくさんありますよね。今回は4文字の難読地名をご紹介します!

ヒント

1.自然豊かな地域です

2.市町村でいうと、村です

3.名前の由来は「濁りたる泥川、漂木の堆積する川口、または切れ曲がる川尻」という意味です

4.音威子府村の駅は、存続の危機にあります

5.ふるさと納税の返礼品のひとつは、石の缶詰

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「音威子府」の読み方は?どんなところ?

答えは「おといねっぷ」と読みます。北海道にある村で、北海道内で一番小さな村です。
音威子府村のざっくりとした場所は、北海道の真ん中よりも北側です。

北海道の中央をあたりですと、富良野や旭川のことは知っている方が多いと思いますが、それらよりも100km以上北にあります。
日本の最北端の市である稚内市からも100㎞以上離れていますので、中央より北側といっても、かなり内陸にあります。
盆地のような地形になっているので、寒暖の差が激しい地域です。

音威子府という地名自体は割と漢字クイズにも出されているようですが、実際に行ったことがある人、というのは少ないのではないでしょうか。

音威子府村は、夏はキャンプ、冬はスキーが楽しめるほか、砂澤ビッキ記念館や高橋昭五郎彫刻の館などで、ぬくもりある作品を見ることができます。

音威子府の危機

実は、音威子府村にある駅の4駅中3駅は、JR北海道が「利用者が少ない」ということで、令和2年に廃止の候補に挙がっていました。

しかし、村が維持管理経費を負担し、全駅を存続させることとし、現在も運行されています。
ですが、今後、地域住民の意向や予算状況によっては廃止となってしまう可能性もあります。

身近な駅を長く存続させるため、現在、音威子府村では観光に力を入れていて、地域の鉄道を守ろうと奮闘しています。
期間限定で観光列車が走り、沿線の施設がお得に利用できるサービスや記念品がもらえるキャンペーンもやっています。
2022年4月29日から6月10日までは、ラベンダー色の列車が走っていますよ。

音威子府に興味が出てきたけれど、急に行かれない!というあなたには、ふるさと納税もおすすめです。
寄付をすることで、現地の特産品が返礼品として受け取れる他、寄付金の使用方法を指定して寄付ができますので、これらの駅を応援することもできますよ!
もちろん、クイズのヒントにあった石の缶詰も返礼品にありますので、気になる方はチェックしてくださいね!

writer:山桜桃