トイレに落ちないかヒヤヒヤ
「子供の頃はトイレが汲み取り式だったので、とにかく落ちないようにと緊張感を持って用を足していました。(50代・女性)」
---今では当たり前のように使われている水洗式トイレですが、昭和時代のトイレといえば、汲み取り式の和式トイレが主流でした。
筆者の祖母の家のトイレも平成初期頃まで汲み取り式で、用を足しに行くたび、下に落ちるのではないかと超ヒヤヒヤしていました。
テレビは叩いて直す
「家のテレビが白黒だったあの時代、映像が乱れた時はとにかくテレビを叩いていましたね。不思議なことに、本当に画面が元に戻るんですよね。(60代・女性)」
---今の薄いテレビではそんなことできませんが、昔は箱のような大きなテレビでしたもんね!!そういえばあの頃の感覚で家電製品の調子が悪くなると叩いて直している人、たまにいますよね…。
どこに行っても大体みんなタバコ吸ってる
「昔はタバコに関する制限が緩かったので、どこに行っても絶対誰かしらタバコを吸っていたし、子供でもタバコが買えました。そう考えると、今は本当にいい時代になったと思います…。(50代・女性)」
---飛行機・電車・映画館、さらには病院の待合室まで、喫煙場所の制限が超ゆるゆるだった昭和時代。子供がいようが病人がいようが、喫煙者の方たちは平気でスパスパとタバコを吸っていたようですね…。今では考えられません。
悪いことをしたら学校の先生に叩かれる
「学生時代はよく担任の先生が生徒にビンタをしたりゲンコツを食らわせたりしていました。私も1回だけ叩かれたことがあります。(50代・女性)」
---これも今じゃ考えられないですよね…!テレビだけじゃなく、人も悪いことをしたら叩いて直す時代だった昭和。当時は親も体罰に対してかなり寛容的だったようです。
昭和も昭和で良かった!
昭和生まれの方に聞いたあるあるについてご紹介しました。こうやってみると、本当に今は便利な世の中になりましたよね~。
とはいえ、実際に昭和時代を過ごしてきたみなさんとしては「不便だったけど、あれはあれで良い時代だった!」と思うこともあるのだそうです。
この何十年で人々の常識は大きく変化しましたが、今後はどんな世の中になっていくのでしょうね…。
ftnコラムニスト:なべび