春。それは新社会人として働き始める人が多い季節。そして新入社員によるミスが起こりやすい季節でもあります。今回は筆者の周りにいる社会人の先輩方に、新入社員時代にやらかした仕事での失敗談について聞いてみました。

お客様を置き去りにして発車

「バスガイドをしていた頃、サービスエリアにお客様を置き去りにしてしまったことがあります…。発車後、サービスエリアを出る前に気づけたので大事にはなりませんでしたが、そのまま高速に乗っていたら…と思うとゾッとします。もちろん入庫後は会社からこっぴどく叱られました。」

---これは本当に不幸中の幸い!お客様もある意味一生忘れられない旅の思い出となったことでしょう。それにしても周りのお客様は誰も気づかなかったのでしょうか…。

方言が理解できず号泣

「地方から愛知に出てきて働いていた時のこと。少し怖めの先輩に『何かえらそうだからもう今日は帰っていいよ』と言われたことがあったんですけど、当時、えらそうが方言だと知らず、態度が悪いと注意されていると勘違いして泣いてしまったことがあります。しかもたまたま通りがかった別の上司がその光景を見て、社内でのパワハラが噂されるように。先輩には本当に悪いことをしたなと思いました。」

---愛知県ではえらそう=しんどそう、疲れていそうといった意味を指す方言のようです。確かに県外から来た人には通じませんよね。このように「方言が理解できず仕事で失敗してしまった!」という人は案外少なくないようです。

おつかいは上手くできたのに…

「入社したての頃、社用車でおつかいに行った時に失敗したことがあります。当時、車の免許は持っていたんですけど、3~4年ぐらいかな?運転はしていなくて…。それで超久々に運転したら、帰りに会社の駐車場で車をぶつけてバンパーが真っ二つに割れました。あの時はもう本当に頭が真っ白になりましたね。その日はちょうど忙しい日だったので、そこまで強くは怒られなかったのですが、おつかいは二度と頼まれなくなりました(苦笑)」

---社用車をはじめて運転する時ってすごく緊張しますよね!ペーパードライバーだったのであれば、なおさらドキドキしていたことでしょう…。それにしても、ぶつかったのが人じゃなくて本当によかったですね!

失敗は誰にでもある、でも二度目は許されない!?

社会人になって間もない時期はわからないことだらけ。そりゃあ失敗することだってあります。しかし、どんなミスでも許されるのは1回までです。

仕事で失敗してしまったらまずはしっかり反省し、その後は同じような失敗をしてしまわないよう、十分注意して仕事に励んでいきましょう!

ftnコラムニスト:なべび