「え、誰?」と突っ込みたくなる来賓
今はコロナ過で減っているのかもしれませんが、少し前までは何人もの来賓が卒業式に訪れ、挨拶をしてくれたものです。
市長や前任の校長先生くらいならまだしも、教育員会やPTA関連の大人なんて生徒にしてみれば馴染みのない人ばかり。初めて会うような人に学校生活の素晴らしさや未来へのエールを語られても、正直ピンと来ませんでしたよね……。
とりあえず誰とでも写真を撮る
大して仲良くもなかったのに、卒業式当日に顔を合わせるとどちらからともなく「写真撮ろ!」という流れになりますよね。
とりあえず何でも思い出として残しておいたほうがいい気がしてくるのが卒業式マジック。あとから見直すと「この子の名前なんだっけ……?」と思ってしまうような写真も、ある意味いい思い出です。
なんでも「最後の○○」にしたがる
卒業式の前は独特の空気感があり、センチメンタルになってしまいがちですよね。事あるごとに「最後の○○」という言い方をして名残惜しい気持ちになりませんでしたか?
「最後の授業」「最後の部活」なんかはまだいいですが、「最後のトイレ掃除」「最後の居残り」など、別にもうやりたくないことでもあえて最後最後と言い合って卒業までの日々を過ごしたものです。
大学・社会人デビューに向けて準備万端すぎ
高校の卒業式が近付く時期はそれぞれの進路に向けて受験や面接を控え、出席する人が少なくなりますよね。卒業式で久しぶりにクラスメイトが全員揃うということも珍しくありません。
そして中には、すでに新しい環境に向けてがっつり外見を変えてしまっている人もいます。突然フルメイクで登校する女子、我慢できずピアスを開けちゃった男子などなど、新生活を待ちきれないがゆえに顔面と制服姿にギャップが生じてしまっている様子は、まさに卒業式あるあるですよね。
まとめ
皆さんは卒業式にどんな思い出がありますか?
何年たってもこの季節はなんだか気持ちがソワソワしますよね。あの頃の初々しさを忘れずに、フレッシュな心で春を迎えましょう♡
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの