あらすじ
美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は…。桜のように儚く美しい恋の物語。
※amazon.co.jp「正欲」購入ページより引用
こんな人におすすめ
この『桜のような僕の恋人』を読み終えた僕が、是非ともこの小説を手に取ってほしい人の特徴を以下に簡単にまとめてみました!
・大切な人がいる人
・今、恋をしている人
・泣ける作品を探している人
・20代〜30代の人
これらに一つでも当てはまっているという方はぜひ手に取ってみてください!
間違いなく心に響くはずですよ。
著者の宇山圭佑という人物
小説を読むにあたって著者がどんな人か気になりますよね。
この『桜のような僕の恋人』を書いた宇山圭佑さんについて簡単にまとめてみました。
・1983年生まれの神奈川県出身の脚本家・小説家。
・『信長協奏曲』『スイッチガール!!』『主に泣いてます』などのテレビドラマの脚本を担当。『今夜、ロマンス劇場で』『信長協奏曲』などの映画の脚本も担当。
・『桜のような僕の恋人』『この恋は世界でいちばん美しい雨』『恋に焦がれたブルー』などの人気小説の著者。
・恋愛小説を書くのが上手な作家さん。
これ以外にも、挙げればきりがないくらい素晴らしい経歴をお持ちの宇山圭佑さん。
個人的にはやはり、今回ご紹介した『桜のような僕の恋人』が印象的な作家さんです。
感想&レビュー(ネタバレなし)
典型的な恋愛小説だと勘違いしていた自分が恥ずかしい程に完璧な恋愛小説でした。
「恋愛」という1つのジャンルを軸に、「人生」「命」「人間関係」など、他にも多くの事を考えさせられる小説でした。
タイトルの『桜のような僕の恋人』の意味には、物語を読み進めていく内に、その意味を深く知ることになります。
本当に切なく悲しいラブストーリーではありますが、悲しい作品が苦手な方にも是非読んで欲しい作品です。
また、2022年に中島健人さんと松本穂果さんW主演のNetflix限定映画が公開されることでも大注目を浴びている作品でもあります。
まだ読んでいない方は、ぜひ読むことを強くおすすめします!