昨今のコロナ禍により、休業していた文化施設なども再開してきている今。
しかし、コロナ感染者の人数はなかなか減らず、外出の際には不安は尽きないですよね。
行きたいけど、行くのは不安だと思っている方々に、今の美術館はウィズコロナで
以前とどの様に変わったのでしょうか?
先日、国立美術館に行ってきたのでレポートします!

全員、入館時の体温検査あり

入館時に全員体温チェックがあります。
下記写真は、国立新美術館、正門側の体温検査チェック場所。
乃木坂駅から入館する際には、国立新美術館にエスカレーター上がる前の
乃木坂駅通路で必ず全員検温があります。
検査方法は、手を出して手首の所で非接触式で体温をチェックしていました。
体温が37.5度以下であれば、すんなりと入館する事が出来ます。

当日券なし!完全事前予約制に

今開催の企画展「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」に関しては
完全に事前予約制で、事前にインターネットやスマホから
入館日時と時間を選ぶ方式に変わりました。(時間は15分ごとに分かれています。)

ソーシャルディスタンス

事前予約した時間の方々が並ぶ際も、ソーシャルディスタンスを守る為に
わかりやすく、白テープが貼られていました。
15:30:00時間ぴったりになると、順番に入る事が出来ます。

館内の変化

事前予約で限られた人数で入館する為、館内もあまり混雑しない様になっていて
むしろ今までよりも空いているので、作品を自由なペースで見る事が出来ました。
サクサクテンポよく見れたので、時間も今まで以上にかからなかったですし
何と言っても混雑していないお陰ですごく見やすい!
突然時間が空いたから今から美術館行こう!というのは難しいですが
スケジュールがある程度、わかっていれば、
今までよりむしろこっちの方が私は良いなと思いました。

その他の感染予防対策

出入口には、アルコール消毒液もきちんと設置されていました!
館内スタッフの皆様は、マスクやフェイスシールドをつけていて
感染予防対策もしっかりとされていました。

今回の企画展の見所

現代×古典を比較する面白い企画展で、
葛飾北斎の富嶽三十六景の作品をユーモアに変えて描いた、しりあがり寿さんの作品。
思わず、クスっと笑ってしまうホッコリする作品が沢山でわくわくするエリアでした!
もう一つオススメは・・・日光菩薩と月光菩薩の仏像のエリア。真っ暗闇の部屋の中に入ると
光のライティングにより浮き上がってくる2つの仏像と、スピーカーから実際の勤行が流れている空間。
とても幻想的で神々しく、異世界にワープした様な落ち着く様な・・・不思議な感覚に陥りました。
写真や映像、刀剣から牛革に描かれた色鮮やかな神話まで
とにかくバラエティに富んでいて面白いなと思います。

まとめ

ウィズコロナによって、美術館は今まで以上に充実を増しているんじゃないかと
個人的には思いました。とにかく見やすくなりましたし、空間を以前より感じれる様になったので
面白味も増してるのではないでしょうか。コロナ禍において、更に充実出来る空間になる事を願っています。

織田千穂♡
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