2019年春は、人気ブランドから注目&大ヒットの新作バッグが続々。コーディネートの主役になってくれそうなプレミアムブランドの大人気な春の新作バッグをまとめて、リポートします。
コーチ春の新作が続々
まず紹介したいのは、この春注目の新作が相次ぐ「コーチ」。19年春夏の新作バッグコレクションとして、ブランドのグローバルアンバサダーを務めているモデルで女優の水原希子さんとのコラボレーション第2弾や新モデル、日本限定デザインなどを出している。
水原さんとのコラボは、カメラバッグとウォレット、チャーム。スピリチュアルな雰囲気の月を描いたメタルモチーフを中心に、プレシャスストーンやアイレットで飾ったデザインだ。少しハードな印象に仕上げてある。
新モデルは、仕事にも機能的に使えるよう考えた横長のサッチェル「ドリュー」(6万4000円、7万4000円)。入れ口のファスナーがボディよりも長く飛び出していて、それがデザインポイントでもあり、がばっと広く開いて使いやすい。ファスナーはサイドに留め付けることもできる。
日本限定バッグは、ティーローズのモチーフのシリーズ。チェーンショルダーのバッグ(写真左5万円、右6万4000円)は、花をプリントしたデニムの本体にメタルの花の留め具が飾られている。立体的な花のモチーフをボディーいっぱいに咲かせたキュートなタイプや、花モチーフを鋲(びょう)でつないだころんと丸いミニトートなども順次販売する。
さらに4月からは、初となるストローバッグのコレクションも出している。シンプルなトートバッグは、ハンドルに飾ったのが、アイコンモチーフでもあるレザー製のティーローズ。バケットタイプはフラワープリントの巾着型インナーバッグが付く。ブランドの新しいイットバッグ「ドリーマー」、チェーンショルダーの「パーカー」では、より耐久性のあるストロー風の素材をボディーに使い、ブラウン系の色や金具の表情がレトロな印象。人気モデルの夏のスタイルとして街で映えそう。トート3万5000円、バケット5万5000円、ドリーマー7万4000円、パーカー5万5000円。
マイケルコース×本田翼
「マイケル・コース」は人気のバッグ「マンハッタン」モデルで、日本のブランドアンバサダーで女優&モデルの本田翼さんとコラボしたスペシャルなデザインを発売した。4月から日本限定で発売した。
注目のモデルは、上質なイタリア製フルグレインレザーを使ったデザインになっている。サドルからインスピレーションを得たストラップが付く。ゴールドで統一したスタッズと角の金具がアクセント。コンパクトなサイズにしつつ、携帯電話や財布をフロントポケットに収納できて実用性も◎。
このバッグは、本田さんがニューヨークのマイケルコース本社で、レザーの色と金具を選んで出来上がったもの。本田さんとマイケル・コースのイニシャルを刻印した限定のプレートも付く。5万4000円。
ケイトスペード売れる
「ケイト・スぺードニューヨーク」は、19年春のバッグコレクションが大ヒット中。今春夏コレクションからクリエイティブディレクターに就任したニコラ・グラスがこだわる豊かな色使いやプリント柄、スペードのアイコニックなモチーフがファッションコンシャスな女性の関心を呼んでヒット作が続々。
特に人気なのは、クロスボディータイプのモデル「ニコラ」。新たなシグネチャーバッグとして今季から販売中。ハートのクロージャーがポイントで、くるっと回転するとスペードになる。スペードに切り込んだレザーを編み込んだバケツ型バッグ「ドリー」もヒット中。ドリーでは、初めてミニサイズ(5万3000円)も作っているので、おススメ。
MCMのパラシュートなモノグラム
「MCM」の19年春夏は、ドイツ語で空気、大気を意味する〝ルフト〟をテーマにしている。バッグのコレクションもスカイダイビングや宇宙探査のイメージから、パラシュート素材や特殊な金具、機能的なポケットなどを取り入れた。
ブランドを象徴するモノグラムのバックパックは、パラシュートを背負っているようなデザイン。本体にハーネスががっしり交差して、それが「M」を描くタイプ、引き手を決まった方向にぐっと引っぱって開けるものなど。フロントポケットを外してウエストバッグにできるタイプも。機能だけでなく強度も高いというので、要チェック。
マルニの限定バッグ
「マルニ」は4月、東京表参道に日本最大の店をオープン。旧青山店をクローズして以来、ファン待望のオンリーショップのオープン。このオープニングを記念して、春夏にピッタリなPVC(ポリ塩化ビニル)のトートバッグ(6万4000円)を限定販売。マルニらしいかわいらしさとクールさが同居したデザインで、トレンド素材のPVCのバッグはかなり注目度高い、表参道店限定のバッグ。