新たな一面が花ひらく、「矛盾」という名のフレグランス
プラダといえば、まず思いつくのがトライアングルのロゴ。そのロゴを印したアイテムに一貫して表現されているのは、「伝統とモダニティー」や「シンプルさとラグジュアリー」といった、相反する要素を共存し、調和させるというメッセージなのだそう。これを人に例えるなら、きっと愛らしさと凛々しさ、強さと儚さなどを同時に放つような、多面的な魅力を持った人物のはず。相反する面を持ちながらも、どこまでも自分らしさを貫いている、そんな魅力を香りで表現したのが「プラダ パラドックス オーデパルファム」です。
個性あふれるブレンドで冒険的な香りを表現
気になるその香りは、「パラドックス」のメッセージ通り、思いがけない要素を掛け合わせた冒険的なもの。型にはまらないことで得られる解放感を表現してくれるような、インスピレーションにあふれたフレグランスです。香りの構成で選ばれたのは、ネロリやジャスミンの花を中心としたフローラルノートと、強さやアバンギャルドさを表現するアンブロフィックス。この相反する要素の掛け合わせから生まれた香りは、ユニークなのに深みがあり、そして不思議なほどスッとなじむのが特徴。最初は「個性的?」と思っても、気づくとそれ無しでは物足りなさを感じるような、ちょっとクセになる香りです。会社で、家庭で、趣味のシーンや一人の時間で...... さまざまな顔を持ちつつも、いつも自分らしくいることを後押ししてくれる。そんなポジティブな香りを味方につけて。
見るだけでテンションが上がる♡ スタイリッシュな横置きボトル
ファンにたまらないのが、トライアングルロゴからインスパイアされたこのボトル。フェミニンなコーラルピンクのボトルと漆黒のキャップの組み合わせが、一つのパラドックスを表現しています。ボトルだけでなく外箱もリサイクル可能な素材で、香料の調達法にも環境への配慮がなされているのも素敵。嬉しいことにリフィルもあり、長くパートナーになってもらえそうな予感です。
アイテムのアンバサダーはエマ・ワトソン。いまやスクリーンの世界を超えて、アーティストや活動家としても活動するエマは、プラダが表現する世界観と見事にマッチ。彼女自身が監督を務めたキャンペーンのショートムービーも、とてもクールな仕上がりです。ボトルが部屋にあるだけでテンションが上がるフレグランスは、自分へのご褒美にもぴったり! パラドックスの優雅さをサラリとまとって、この秋は「定義できない女性」になりきって。
【プラダ ビューティ】
03-6911-8440
Writer:miki kuruma