基本のストレートデニムはアレンジ自在
MOTHER 2026年春夏コレクション
出典:マザーまず押さえておきたいのは、シンプルなストレートタイプです。癖がないので、自在に着こなしやすいシルエット。ベーシックな白シャツで合わせれば、嫌味のないすっきりムードに整います。シャツの裾をアウトにしたり、ゆるくブラウジングしたりして、さりげない表情の変化も楽しんで。
「THE KICK IT ANKLE ストレートデニム 」の見え具合が軽やかなのは、裾がアンクル丈だから。レーヨン、ポリエステル、ポリウレタンをブレンドした素材感がソフト。朝から晩まで着てもストレスフリーで過ごせます。引き合わせるトップス次第で、カジュアルにもきれいめにもアレンジしやすいオールマイティーパンツです。
ワイドストレートで自然体コーデ
MOTHER 2026年春夏コレクション
出典:マザーボディーラインを拾いすぎないワイドタイプの人気が衰えを見せません。ゆったり着られて楽なのに加え、素肌に張り付かない穿き心地は夏に向いています。細感を引き出すコツはコンパクトなトップスとのマッチング。白Tシャツは絶好のパートナーです。
すとんと落ちるワイドストレートの「THE POPSICLE SNEAK ワイドストレートデニム」は自然体の雰囲気を際立たせます。ヴィンテージライクな風合いは今のトレンドにマッチ。素肌にフィットする白Tシャツの上から、シャツを羽織って、コンパクト感を引き出しています。シャツのジャケット使いは暑い時期に便利な着方です。
きれいめフレアで美脚ヒッピー気分
MOTHER 2026年春夏コレクション
出典:マザー裾が広がったフレアは伸びやかなレッグラインを引き立てるパンツシルエットです。1970年代アメリカのヒッピー気分も宿ります。ロゴやグラフィックを配した西海岸テイストのTシャツと好相性です。
フレアシルエットが美脚効果を引き出せるのは、膝まわりがきゅっと引き締まって見えるから。「THE HUSTLER ROLLER SNEAK ストレートフレアデニム」は裾が広がりすぎない程よいフレア加減です。センターラインが施してあるので、すっきりしたラインがくっきり。ウエストはハイライズで、どこかノスタルジックな表情が漂います。プリントTでアメリカンに、ブラウスでフェミニンにと、トップス次第で多彩な着こなしが楽しめます。
クロップド丈で軽快な足元に
MOTHER 2026年春夏コレクション
出典:マザーくるぶしがのぞく、短めのクロップド丈デニムパンツはルックを軽やかに見せてくれます。足首が見えるから、シャープな印象が際立つのも、クロップド丈のよさ。パンツがライトに映るぶん、トップスに華やぎを盛り込むバランス感がおすすめです。
膝下からストンと落ちるストレートラインがすっきりした脚景色を際立たせました。「THE MID RISE MAVEN ANKLE ストレートクロップドデニム」は太すぎず細すぎない絶妙なシルエットバランス。ミッドライズのウエストがほどよい抜け感を演出し、さりげないダメージ加工がこなれたムードをプラスします。
スリム系ストレートに復活の兆し
MOTHER 2026年春夏コレクション
出典:マザーカーゴパンツに始まり、バギーやバレルレッグと、ここ数年はボリュームのあるシルエットが主流でしたが、ここに来てスレンダー系が見直される流れが強まっています。スキニーほどには細くない「スリムストレート」なら、脚線が目立ちにくいから、気負わずに穿けそうです。
奇をてらわないオーソドックスなシルエットが安心感を誘う「THE NEWBIE ANKLE スリムストレートデニム」。定番として選びたいジーンズです。ほどよいアタリ(白く色落ちした跡)がこなれ感を添え、オールマイティーに穿きこなせます。ヴィンテージライクな表情を備えているから、古着とのコーディネートも選択肢に加えて。靴を隠さないアンクル丈は、足元を主役にしたい夏の装いにもぴったりです。
LA発、柔らかさと美シルエットで人気の「MOTHER」
MOTHER 2026年春夏コレクション
出典:マザー「MOTHER」は2010年にデニム業界で豊富な経験を持つLela Becker(リラ・ベッカー)氏とTim Kaeding(ティム・カーディング)氏によってロサンゼルスで設立されました。2人の専門知識とデザイン美学を注ぎ込んだデニムブランドが「MOTHER」です。
「メイド・イン・LA」にこだわっています。様々な体型やライフスタイルにフィットするシルエットを提案。独自の柔らかな素材感でも支持を得ています。
デニムパンツには今回ご紹介したほかにも、シルエットやレングスのバリエーションがいっぱいあります。夏本番にはショートパンツの「ジョーツ」にも出番あり。スタイリングを変えれば、幅広い場面で着こなせるから、お気に入りジーンズの出番をさらに増やせます。
ファッションジャーナリスト 宮田理江