【バーニーズ ニューヨーク銀座本店】でアン ミカさんがGENIC増子敦貴さんにギフト選びの極意を伝授

「ギフトは人間関係を円滑にしてくれる薬と魔法」（アン ミカ）

【バーニーズ ニューヨーク銀座本店】には、大切な人への贈り物を選ぶ特別な時間をサポートしてくれるギフトコンシェルジュが常駐。ギフトについて問われたアン ミカさんは「ギフトは、感謝を伝える手段のひとつ。人間関係を円滑にしてくれる、薬にも魔法にもなってくれるものです。言葉で『ありがとう』と伝えるのが照れくさくても、プレゼントにひとことメッセージを添えれば気持ちがやわらかく伝わって、相手の心に長く残り、それを見るたび思い出して笑顔になれる……。そんな心に残る感謝の形が、ギフトだと思っています」と熱のこもった回答が。

「ギフト選びは数学より難しい。計算できないから」（増子）

それを受けて、増子さんは「いまのアン ミカさんのお話が、まさに正解を教えていただいた感じです」とうなずき、「僕は、つい考え過ぎてしまうタイプ。友人へのプレゼントも「すでに持っていたらどうしよう？」「喜んでもらえるかな？」と悩み過ぎて、正解が出せないまま時間が過ぎてしまいます。数学よりも難しい。計算できないから……」と悩み顔。

そんな増子さんやギフト迷子さんに向けて、アン ミカさんは「【バーニーズ ニューヨーク】なら、その“難しさ”を楽しめます。感度が高くて人とかぶらない、プレゼント上手になれるものがたくさんあるので！」と断言。贈る相手別のギフト選びについてレクチャーが始まりました。

［贈る相手：パートナー］特別感と心満たされる時の演出を

「恋人や奥さま、旦那さまには、時間と心を込めて選んだ、ということが伝わるお品をお渡ししたいです。これからも続く二人の時間を想起させるもの、心が満たされるような素敵な演出もあるといいな、と」とアン ミカさんが話すと「ロマンチックですね！」と目を輝かせた増子さん。

「たとえば、男性であれば会社や特別な場面で身に着けるネクタイ。奥様から贈られた特別な一本が嬉しいですよね。身につけているだけで“家に帰れば最高の味方がいる”と感じられるような、そんな心が躍るアイテムがいいと思います」

「女性へのギフトには、顔映りがきれいに見えるマフラーはいかがでしょう？ 温かみを肌身放さず身につけられるものは素敵だなと思います」

「あわせてちょっとしたジュエリーも感度が高いものがバーニーズ ニューヨークには揃っているのでおすすめです」

「実は、夫との思い出のジュエリーが【バーニーズ ニューヨーク】ものなんです。交際したての頃、『君に似合うと思ったから』となんでもない日にニューヨークの【バーニーズ ニューヨーク】で見つけた作家さんのダイヤのネックレスをくれて。いまだにデートの日はつけたりしています」と、素敵なエピソードを披露したアン ミカさん。すると、増子さんも「えーすごい！ 心のあたたまるギフトって二人の思い出にもう一度炎を灯してくれますよね」と小粋に返答。ホットなギフトトークが弾みます。

［贈る相手：ビジネスの先輩・上司］キーワードは“品格”と“実用性“”

「先輩や上司は、長く生きてきたなかでそれぞれ好みや傾向があります。そこをお勉強しながらも、少しだけ遊び心を添える、“外れない程度のおしゃれ”が喜ばれます。また、年を重ねると「質のいいもの重視」にもなりますから、クラフトマンシップが感じられるもの、クラスが格上げされるものがいいですね」とアン ミカさん。

おすすめとして挙げたのが、スーツ姿に遊び心を添える柄のハンカチ。続けて「IDカードケースやペンケースもいいと思います」とアイテムを手に取りながら紹介。

「部下2〜3人で『みんなで先輩のことを思って選びました〜』とお渡しすると、会話のキャッチボールにもなるかと」と渡し方のアドバイスも。

［贈る相手：両親］極上のねぎらいといつまでもおしゃれに

「ご両親へのプレゼントは、身近すぎて少し迷うことはありませんか？」という問いに、増子さんは「そうですね。もともと愛情という名のギフトはたくさんいただいているのですが、それに見合ったお返しをしたいと思いつつも、“本当に両親が欲しいものってなんだろう”と考えてしまうんです。聞いてみても“気持ちだけで十分”って言われてしまって…。ありがたいけど、なにかアイテムで喜ばせたい気持ちがあります」と答えると、アン ミカさんはすかさず「愛情という名のギフトって素敵！ 射抜かれました。なんて親孝行なんでしょう！」と感心顔。

「ここで大切なのは、“いつもありがとう、いつまでも元気でね”という労いの気持ち。お母さまへのギフトなら、“いつまでもおしゃれを楽しんでね”というメッセージがこもったものや、お父さまへのギフトなら“健康を気遣ったアイテム”もよいと思います」とアン ミカさん。

「お母さまなら、大きいバックと一緒に使えるおしゃれなスマホ用バッグが今大流行してるのでおすすめ。お父さまなら、ゆっくり過ごしてね、という意味もこめて、着心地がいいリカバリーウェアはいかがでしょう？」と、それぞれイチ押しのアイテムをセレクトしました。

［贈る相手：友人］遊び心や自分が思うその人らしさを意識

「お友達との距離感によっても変わったり、いただいたものに見合うものをお返ししたりもしますが、どれだけ相手の個性を理解しているかがポイントになると思います」

セレクトしたのは、毎年【バーニーズ ニューヨーク】で販売される定番ギフトで、アン ミカさんも毎年楽しみにしているというチョコレート入りポーチ。

アン ミカさん「ポーチの柄の種類が豊富なので、クリスマス会でご飯を食べるときに、好きなの取ってっていうサプライズもかわいいんです」
増子さん「チョコっとしたサプライズですね」
アン ミカ「好き、そういうの」
なんていうウィットに富んだ会話で、思わず記者たちもほっこりしてしまう場面も。

【贈る相手：自分】未来の自分を応援するためのギフト！

「前もって目をつけといてモチベーションにしたり、疲れている自分に買ってあげることで人生にキラメキを与えるっていうのもいいですよね」とまずピックアップしたのがバッグ。
「やわらかくもしっかりしていて、キズが目立ちにくいクラフトマンシップが光るバッグです。経年変化で使うほどその人に馴染むのも魅力なんですよ」

増子さんがバッグを手に取り、さっと肩がけ。すかさずアン ミカさんは「素敵！ いいですね。シャッターチャンスです」と記者たちに声かけ。

もうひとつ紹介したのが、ここ数年トレンドとして注目されているコートとジャケットの間のような“ジャコート”。

「冬の美人度をあげてくれるウィンターホワイトってやっぱり素敵。大きめの衿で小顔効果があり、ボタンの位置がウエストより上にあるので、小柄な方でもバランスよく羽織れるのが嬉しいところ。ヒップが隠れるくらいの丈は好バランスをうむので、私は“可能性丈”とよんでいます」

アン ミカ流ギフト選びの極意は“S・P・I・C・E”

ギフト選びについて総括を求められると、アン ミカさんは「大切なキーワードとして、“SPICE（スパイス）”という言葉で覚えていただけたらなと思っています」と回答。

“S”＝Sense（センス）。“その人らしいセンス”で、ということ。
“P”＝Personal（パーソナル）。“あなたに似合うと思って選んだ”という気持ちが、何よりうれしいギフトに。
“I”＝Icon（アイコン）。時を超えて愛される普遍的な価値。
“C”＝Craftsmanship（クラフトマンシップ）。職人の魂が宿る上質な手仕事は、使うほどに馴染み、贈られた人の自信がクラスアップしていく。
“E”＝Experience（エクスペリエンス）。贈られた経験そのものが心に残る。

アルファベットの意味を説明を「はい、はい」「ふん、ふん」と聞き入りながら最後には「スゴイです！ まずは“SPICE”を意識してギフトを選んでみます！」と感動しきりだった増子さん。
続けて、「 【バーニーズ ニューヨーク】さんはスペシャルな逸品が揃っていました。僕も、ギフトを考えている時期なので、今度はプライベートで来て大切なギフトを選ばせていただこうと思います」と目を輝かせました。

「プレゼントとユーモアで笑顔の観覧車をぐるぐる回して」（アンミカ）

アン ミカさんも、「ユーモアとプレゼントは人生の潤滑油。プレゼント上手になるために、どこで買う？ってなったときは、【バーニーズ ニューヨーク】さんのバイヤーさんの感度を信頼してみてください。先ほどお話しさせていただいた“SPICE”が効いたものが、すでにセレクトされています。プレゼントの素晴らしいところは、『ありがとう』『嬉しい』というポジティブな言葉と笑顔しか巡らないこと。プレゼントとユーモアで、人生をポジティブに円滑に進めて、笑顔の観覧車をぐるぐる回してください！」と満面の笑みで締めくくりました。

【バーニーズ ニューヨーク銀座本店】1階では、アン ミカさんがセレクトしたギフトの展示スペースもあるので、ぜひ参考にしてみて。

senior writer：Momoko Miyake