新生【プラステ】を牽引するのはデザイナー・村田晴信氏
ウィメンズの【プラステ】クリエイティブディレクターに就任したのは、自身の名を冠した【HARUNOBUMURATA(ハルノブムラタ)】のデザイナー・村田晴信氏。今年5月に発表した【プラステ】とのコラボレーションも好評で、満を持して2025年秋冬シーズンからデザインを手掛けることに。
村田氏は「“毎日にきちんとをくれる服”というブランドコンセプトに、所作の美しさを引き出すデザインのエッセンスを重ねることで、大人の日常に静かな余裕をもたらす新しい日常着のかたちを提案していければと思います」とコメント。
展示会で発表されたアイテムやスタイリングは、これまで【プラステ】が提案してきた“きちんと感”が再構築され、モダンなコンサバティブへとアップデートしていました。
いちばんの変化はパンツの丈感
【プラステ】トリアセサテンフルレングスイージーパンツ¥14,000、オーバーサイズテーラードジャケット¥24,000、ラメシアーリブヘンリーネックセーター¥9,990、ギャザーショルダーバッグ¥8,990、ギャザーヒールパンプス¥11,000
国産のトリアセテート混サテン生地を使用したパンツは、これまでの【プラステ】ではほとんどなかったフルレングスに。丈が長くなったぶん脚が長く見え、落ち感のよさと美しいドレープでモダンなルックスに仕上がります。
コーディネートしたのは、肩パッドが入ったオーバーシルエットのメンズライクなジャケット。女性らしいパンツとのミックススタイルは、まさにいまの気分にぴったりです。
きちんと感のなかに大人の余裕が感じられるパンツが豊富
【プラステ】2タックワイドフルレングスパンツ¥13,000、スタンドカラーシャツ¥12,000、ギャザーショルダーバッグ¥8,990、ギャザーヒールパンプス¥11,000
パンツといえば、フルレングスが増えたこと以外にシルエットにも変化が。【プラステ】は、きちんと見える美脚系のイメージが強いですが、その要素はそのままに、リラックス感のあるワイドシルエットが台頭。ふとした動きに、大人の余裕が感じられます。
【プラステ】2タックワイドフルレングスパンツ¥13,000、スタンドカラーシャツ¥12,000、ギャザーショルダーバッグ¥8,990、ギャザーヒールパンプス¥11,000
ほかにも、適度のハリがありながら落ち感がいいセンタープレスパンツも。
【プラステ】ストレッチツイル2タックワイドフルレングスパンツ¥13,000、ストレッチツイルベルテッドジレ¥17,000、メリノウールブレンドハイネックリブセーター¥8,990
ストレッチが効いていたり洗濯機で洗えたりする機能の高さは、これまでと変わらずというのも嬉しいところ。同素材のロングジレを合わせれば、洒落感を醸し出す通勤着に。
ベーシックアイテムをアレンジした遊び心のあるスタイルも提案
【プラステ】メリノウールブレンドメタルボタンカーディガン¥9,990、メリノウールブレンドハイネックリブセーター¥8,990、ワイドストレートジーンズ¥13,000、ギャザーショルダーバッグ¥8,990
首元のボタンを留めてケープのようにアレンジして着たのは、【プラステ】定番のカーディガン。袖を通して着ればスタンダードなクルーネックカーディガンですが、新生【プラステ】では、こんなふうに遊び心のあるアレンジを提案。アクセサリーいらずな小粒のシャイニーボタンにリニューアルしたほか、ベーシックカラーから差し色カラーまで全9色展開となり、選ぶ楽しみが増えました。
きちんと感がありながら、よりおしゃれも楽しめるようになり、新しい魅力を放ち始めた【プラステ】。ぜひチェックしてみて。
senior writer:Momoko Miyake