ゆったりワンピースに、カラフル&ハッピーなアクセントを
THE JACKSONS 2025-年春夏コレクション
出典:アッシュ・ペー・フランスゆったりしたシルエットのストライプ柄ドレスは涼しくて夏に重宝します。ピンク×オレンジの色使いがトロピカルリゾートのたたずまい。キャップとスニーカーでカジュアル気分をミックス。かごバッグを携えて、さらに軽快なムードを濃くしました。手編みのジュートバッグが伸びやかなムードをプラス。「MOJITO」の文字がアクセントに。街中バカンス風のコーディネートです。
THE JACKSONS 2025-年春夏コレクション
出典:アッシュ・ペー・フランスバングラデシュの女性が手編みで仕上げるバッグブランド「THE JACKSONS(ザ・ジャクソンズ)」は現地女性の自立を支えるエシカルなブランドです。マクラメ編みのバッグに、フランス語やイタリア語のフレーズがカラフルに編み込まれています。手編みならではの風合いを活かした、ユーモラスなデザインはデイリーはもちろん、旅先でも気持ちを盛り上げてくれそうです。
鮮やか色に手仕事感を添えて 華やかフェミニンな装いに
JAMIN PUECH 2025-年春夏コレクション
出典:アッシュ・ペー・フランス植物素材の表情が印象的なバッグは装いにナチュラルな風情をまとわせてくれます。マルチカラーを織り込めば、ポジティブ感がアップ。ヴィヴィッドな色彩のバッグは、カラフルなトップスとも好相性です。白パンツとヒールサンダルで品よくまとめれば、洗練されたカラフルスタイルに仕上がります。
JAMIN PUECH 2025-年春夏コレクション
出典:アッシュ・ペー・フランス1991年にパリでスタートした「JAMIN PUECH(ジャマン・ピュエッシュ)」。ラフィア素材のバッグはマダガスカルの職人が手仕事で作り上げています。フランス流の遊び心が融合。植物由来の軽やかな素材感がサマールックになじみます。様々な色を大胆にブロッキング。フリンジやビーズ、刺繍などの繊細なディテールを織り込んだコレクションはアートのようなたたずまいです。
あでやかピンク×レッドの競演 手仕事感で穏やかムード
tamaoworld 2025-年春夏コレクション
出典:アッシュ・ペー・フランス薄着が増える夏には、あっさりした見え加減になりがちだから、色や柄で印象を補うのが得策です。アイキャッチーな色・柄はハッピーなイメージもまとわせてくれます。ピンク×レッドのストライプ柄ワンピースはフェミニン感もたっぷり。デニムパンツとスニーカーでストリートテイストを投入。かごバッグで別ムードを添えました。
tamaoworld 2025-年春夏コレクション
出典:アッシュ・ペー・フランス手刺繍や革素材の組み合わせで多彩な表情を引き出すブランド「tamaoworld(タマオワールド)」のかごバッグは物語感を宿しています。ファンタジーやユーモアを帯びたオンリーワンのたたずまい。インドの刺繍工房職人と共にハンドメイドで製作されています。イラストはデザイナー自身が描くオリジナルモチーフです。
都会的な街中リゾート風 こだわりバッグで格上感
eb.a.gos バケツ M バスケット リネンカブセ
出典:アッシュ・ペー・フランス暑い日に涼しさをもたらすライトな装いに、上質なかごバッグは程よい落ち着きを加えます。都会的なすっきりコーデに、自然体ムードのかごバッグが穏やかな雰囲気をプラス。淡いストライプ柄を配したノースリーブトップスに、アッシュブラウンのリネンパンツを引き合わせた涼しげシックなコンビネーションは大人がお手本にしたくなるサマーコーディネート。かごバッグのカラートーンと響き合わせることでスタイリッシュ感が増しました。
eb.a.gos バリエーション豊富なバスケットバッグ
出典:アッシュ・ペー・フランス曽我部美加デザイナーが1997年に立ち上げた「eb.a.gos(エバゴス)」はハンドメイドならではの丁寧な仕上がりが魅力です。天然素材は使うほどに風合いが増すから、長く愛着を持って使い続けたくなります。100年後のアンティークショップに並んでいてほしいという願いを込めた、細部までこだわりが詰まった作り込みが夏姿に格上感をもたらします。
かごバッグは夏ルックの好スパイス 意外な場所に持ち出して
2025年に40周年を迎えた「アッシュ・ペー・フランス」は原宿カルチャーを牽引してきた存在です。バッグやジュエリー、小物類を幅広く手掛けています。独自の世界観や美意識にファンが多く、長年の取引で培った内外のネットワークが強み。クラフトマンシップやアーティスト性に富むブランドやアイテムのセレクトに定評があります。
かつてのカジュアルなイメージとは違って、今のかごバッグはドレッシーにも使えるタイプが増えてきました。オフィスやディナーなど、あえて「場違い」なシーンに持ち込むと、サプライズな印象を呼び込むスパイス的に使えます。少し格上の新発想かごバッグをお供に選んで、この夏はコーディネートのチェンジメーカーに、かごバッグを起用してみませんか。
ファッションジャーナリスト 宮田理江