そもそも「OSOI」ってどんなブランド?
オーナー兼デザイナーのHee Jin Kang (ヒージン カン)氏によって2016年に韓国・ソウルで設立されたウィメンズバッグブランドです。「OSOI」は、日本語の「遅い」が語源。ブランド名には、”ゆっくり自分たちのペースで”という思いが込められているそう。韓国のハイクオリティなものづくりを行う職人工場で丁寧に製作されています。
「OSOI」はこれまで、ユニークなデザインと独自の高い品質が日本でも話題沸騰で、3年くらい前からユナイテッドアローズや大手セレクトショップなどでも取り扱いがありました。そして2025年春夏シーズンより、ユナイテッドアローズが独占販売権を取得。ユナイテッドアローズのブランドのひとつとして展開されることになりました。
ユナイテッドアローズのプレス薄井 悠さんは、「OSOIは、これまでの取り扱いでもとても反響の良いブランドでした。2月20日にサイトがオープンして、実は数時間後には売り切れの商品が続出しています!」と言います。
「OSOI」のバッグはカラーリングがとても可愛い!
「OSOI」の中でも特に人気があるのが上の写真の「TONI MINI(トニーミニ)」。小さなフォルムでコロンとしたレザーの曲線ラインが愛らしいバッグです。ミニマルなデザインで、「OSOI」のクラフトマンシップが光る一品。ストラップの長さを調節できるので、ショルダーにもできて便利です。
「TONI MINI」はビビッドなカラー展開も注目を集めるモデルです。今回のユナイテッドアローズのラインナップでは、あえて大人もスタイリングに取り入れやすいカラーリングをセレクト。コーディネートのポイント使いにもなる華やかさがありながらも、普段使いしやすいリュクスな印象です。春夏のトレンドにもぴったりのカラーですね。
そのほかたくさんのシリーズが展開されますが、ショルダーバッグで人気が高いのはこちらのシックなブラック。レザーの艶感が高級感のある一品です。ほかにも、使いやすく上品なオフホワイト、トレンド感のあるチョコレートカラーのブラウン、まろやかで大人な印象のライトピンクなどの色味を中心に今後展開される予定。ライトピンクは、ピンクが苦手という人にも持ちやすいリュクスなカラーに仕上がっています。
意識したのは大人の女性が求める都会的なバッグ
上の写真は、今季も大人気の横長のボディラインが強調された「BOAT WIDE MINI」シリーズです。ストラップが長めなので肩掛けも可能。がま口タイプがユニークな形のこちらのバッグは¥44,000。それぞれのバッグは4〜5万円代で、大人の女性も手に取りやすい価格帯です。
スタイリングのトレンド感が加速するのは、こちらの「PECAN BLOT」。間口はがま口でレザー素材の個性的なデザインが特徴です。ベルトのバッグルでクロスボディやウエストバッグにアレンジでき、両手が空くのが便利です。
記念すべきファーストシーズンの注目カラーは?
ユナイテッドアローズで展開する「OSOI」のファーストシーズンを記念して登場する限定色がこちらの「セージグリーン」。ペールトーンの優しい色味が、今季の気分にもぴったりのアイテムですね。上の写真はクラシカルなボストン型、物の出し入れがしやすいがま口タイプの「BOAT BROT」シリーズで、便利なショルダーストラップ付きです。オリジナルサイズと、ミニサイズの2タイプがあります。
日本展開で注目して欲しい初登場バッグは?
ユナイテッドアローズで展開されるにあたり、新たに「OSOI」に仲間入りしたバッグを紹介しましょう。
ふわふわ触感の「PILLOW」シリーズ
薄手のレザーを使用し、中綿入りのボディで少しボリュームを出し、ソフトな触り心地に仕上げています。
メインのジップ収納の両サイドにも、マグネット付きのポケットを付けており、使い勝手がとても良い。たくさん入るので安心です。
A4が入るナイロンバッグシリーズも展開予定
「OSOI」といえばレザー素材ですが、日本ではオン・オフ使用できるナイロン素材のバッグも展開予定なのだそう。日本展開用にデザインから起こしたというナイロン素材のバッグは、実用的なA4サイズが入るバッグも展開されるとのことで、こちらも要チェックです。
2種類のバッグチャームも展開中
バッグをリュクスに彩る、バッグチャームも2型展開されます。写真左はこれまでの「OSOI」コレクションで展開されていたチャームを組み合わせたユナイテッドアローズ限定デザインで、リップなどが入れられるポーチ付き。写真右はこれまでもユナイテッドアローズで展開されていたロープチャームで、カラーが別注です。
今回は新しくユナイテッドアローズで展開されることになったバッグブランド「OSOI」について、たっぷりと商品をご紹介しました。お気に入りの1品をぜひ見つけてみてください。
Photograph:Yuumi Hosoya