「レトロプレップ」をストライプ柄✕チェック柄✕デニムジャケットで表現
【ユナイテッドアローズ】の2025年春夏シーズンテーマの一つである「レトロプレップ」をストライプ柄のスキッパーシャツと、ジャカードでチェック柄を表現したワイドパンツで体現。柄on柄のコーディネートでも散漫にならないのは、【ハイク】別注のデニムジャケットがまとめ役を果たしているから。
「デニムジャケットは、昨年好評で今年もリピート登場した別注モデル。ファーストモデルで、ボクシーなシルエットのためユニセックスで着こなしやすいデザインです」(薄井さん)
柄on柄の攻略に成功しているポイントはもう一つ。パンツのチェック柄には、シャツと同じピンクが使われ、色をリンクさせているため統一感があります。
「米沢織のオリジナル生地を使ったパンツは、さらっとした質感で初夏まで活躍します。裏地付きで透けの心配がないのもポイントです」(薄井さん)
エスニックブラウスはモノトーンで取り入れてタウン仕様に
夏に向け、エスニックなアイテムを取り入れたい気分という薄井さん。注目しているブランドはギリシャ発の【デボーション ツインズ】。
「カラフルなデザインも多いブランドですが、このブラウスはモノトーンなので日常使いしやすい。コットン100%のうえ、ゆったりしたシルエットで風を通すので夏も活躍します」(薄井さん)
ウルトラバギーシルエットのデニムパンツを合わせ、こなれ感を加えて。
バッグなどにつけるチャームが注目を集めている今、薄井さんはパンツのベルトループに。
「レザーのタッセルと形の異なる淡水パールのコンビネーションで、洋服にもつけやすいデザイン。プラスするだけでいつものスタイリングの鮮度も上がります」(薄井さん)
モードで繊細なシャーリングブラウスは、パンツ合わせでハンサムに引き締めて
【ユナイテッドアローズ】の2025年春夏シーズンテーマの一つである「クラフト&クチュール」。繊細でフェミニンなデザインを得意とする【ボーフィー】のブラウスで取り入れています。
「ストレッチが効いたシャーリングブラウスは、透け感とアシンメトリーなシルエットがモードな雰囲気を醸し出します。デザイン性の高いブラウスなので、黒いシンプルなパンツでスタイリングを引き算しました」(薄井さん)
光沢ある素材のパンツは裾の後ろにファスナーがあり、開くと中に仕込まれたチュールが現れるサプライズ感のあるデザイン。ファスナーを閉じればベーシックな黒いパンツとしてはけ、様々なスタイリングに対応します。
【ユナイテッドアローズ】らしい上質なアイテムが揃う2025年春夏シーズン。スタイリングをクラスアップするアイテムを手に入れて。
※価格はすべて税込みです
Photograph:川本史織