軽やかにまとえてお出かけしたくなる春ニットがスタンバイ!
“春は、ニッと”をコンセプトに、ニッと笑って春の街へ出かけたくなる春ニットを展開中の【UNIQLO】。ラックにかかった新作をひととおりチェックしながら「スウェット風、ツイード調、というような、パッと見ニットに見えないものが気になりました」と林田さん。それでは、ピックアップしたおすすめ3着をご紹介していただきましょう。
洗濯機で洗える! 男女兼用のミラノリブセーター
豊富なカラーバリエのみならず、洗濯機で洗えるというのが嬉しいウォッシャブルミラノリブクルーネックセーター。「男女兼用のシンプルなデザインで、通勤着としても使えるくらいのきれいめ感。目が詰まっているのにソフトな風合いで、ストレッチが効いているから動きやすさも抜群です」。林田さんが選んだのは、パネルボーダーのもの。
「顔まわりにボーダー柄がなく、細めのピッチなので上品な印象。Mサイズを着ると、体が泳ぐくらいのゆったり感。ほどよい厚みも相まって、ボディラインを拾いません。ロング丈のふんわりスカートを合わせて、春らしい軽やかなスタイリングにしてみました」
「男女兼用のサイズ展開だと、首まわりが広くなりすぎてTシャツをインして調整することもあるのですが、これはちょうどいい開き具合。1枚でスッキリ着ることができます」
品薄色があるほどバズっているスウェットライクなセーター
発売後すぐにSNSで話題となり、男女問わずバズり中の【UNIQLO:C】の新作といえば、このスムースコットンクルーネックセーター。この写真にはないオレンジが、早くも品薄状態なのだとか! 人気の理由は、スウェットのようなデザイン。
首元に施されているのは、ヴィンテージのスウェットでよく見るVカゼット。カジュアルすぎるという理由でスウェット離れをしていた40代以上の世代も、ニットなら大人っぽく着られると大好評! 「ユニセックスなデザインをいかし、ストライプ柄シャツをインして、あえてのおじさん風に仕上げてみました」
「とても着心地がいい、やわらかなコットン100%のニットは、手洗いが可能。程よいショート丈で、身幅が広く、袖もゆったりしているので今年らしいこなれたシルエットが叶います」
林田さんが選んだワインカラーは、アイボリーのほかグレーや黒などのボトムスとも好相性です。
カジュアルからきちんとまで幅広く使えるツィード風ジャケット
遠目で見るとツィードのように見える、クラシカルなノーカラーのニットジャケット。少し肩が落ちるドロップショルダーが、窮屈感を軽減してくれます。
「堅苦しさがないニット素材なのにきちんと見えるので、さまざまなシーンで活躍してくれます。きれいめパンツを合わせれば、卒入園式のような場面でも浮きません。Tシャツやフーディーの上から羽織ると、ちょうどいい具合の大人カジュアル感に」
「コンパクトなジャケットだから、旬なワイドシルエットやイージーパンツを合わせても好バランスがキープできます」
寒い冬はヒートテックやシャツをインして。春になったら1枚で、と季節の移行期に最適な春ニットたち。ぜひ店舗やオンラインストアをチェックしてみて。
林田夏苗Profile
スタイリスト。ファッション誌、企業広告、タレントのスタイリング、YouTubeなどで活動中。主に、プレッピー、カジュアル、ストリートスタイルが得意。プライベートでは二児の母。趣味はキャンプで、月に1〜2回は家族と自然のなかで過ごしている。ギアの知識も豊富で、アウトドアスタイリングも手がけている。
senior writer:Momoko Miyake