2025年春夏コレクションはプレッピースタイルを再定義
2025年春夏コレクションで16回目を迎えた【UNIQLO and JW ANDERSON】。今回は、プレッピースタイルを再定義し、タイムレスな美意識にいまを感じさせるモダンな感覚を融合させたラインナップに。ウィメンズ6型、メンズ10型、グッズ4型で展開され、そのなかには男女兼用で使えるものも多数存在します。
ラックにかかった新作をチェックしながら「プレッピー好きとしてはたまらないものばかりです!」と、早速ときめきアイテムを発見した林田さん。
「春が待ち遠しくなる爽やかなラインナップでワクワクします。シャツやデニムのような定番アイテムが、旬な丈やサイズ感にアレンジされているのがいいですね。ブリティッシュ系ファッションが好きな人はもちろん、カジュアル派も手持ちの服になじみやすいと思います」
おすすめ①ウィメンズのオックスフォードシャツ
旬なクロップド丈とボクシーシルエットで、よりカジュアルに着られるオックスフォードシャツ。
「ボディラインを拾いにくかったり、目線が上がったりするので、スタイルアップが簡単に叶うアイテムだと思いました。オックスフォードシャツというと、かたくて厚手の生地が多いですが、これはレーヨン混でやわらかく、とても着やすいです」
コーディネートしたのは、ハリのあるスウェットパンツ。
オーソドックスなシャツだとスウェットパンツとのコーディネートは難しいですが、クロップド丈なら、新鮮でいまっぽさ満点のスタイリングに。
アクセント役は、肩がけしたラガーシャツやバッグ。
この縦長で存在感のあるボンサック、超可愛くないですか? 太めのロープやブランドロゴ刺しゅうも高ポイント! グリーン以外にピンク、オレンジ、ブルーもあって、色ち買いしたくなるカラーバリエです。
おすすめ②男女兼用のオーバーサイズラガーポロシャツ
ラガーポロシャツは、ウィメンズと男女兼用で展開していて、林田さんが選んだのはゆったりとしたシルエットでこなれた着こなしが楽しめる男女兼用タイプ。
「ブランドロゴの刺しゅうやステッチが効果的に施されていて高見えするし、生地がやわらかくてとても着やすいです。ボタンを全部留めてボーイッシュな雰囲気にしてもいいし、ボタンを開けてアクセサリーをじゃらっとつけてもいい感じ。トップスの色みとリンクする濃いめのデニムパンツを合わせて、大人カジュアルに仕上げてみました」
シンプルなデニムキャップは、ラガーポロ以外にワンピースやフェミニンスタイルのハズし役としても活躍してくれそう!
春夏の強い紫外線を防ぐUVカット機能付き。バックスタイルのアジャスタが配色になっていたり、ブランドロゴが刺しゅうされているのも洒落見えポイント。
トーン違いの色落ち系と濃い色の3色展開です。
おすすめ③男女兼用のチノショーツ
大人のミニボトムスが本格的にトレンドになりそうな2025年春夏シーズン!
「ここ数年買ってはいるものの、結局頑張れないアイテムのひとつがショートボトムス。このチノショーツを見て、春こそ頑張ってみようと思えました」と笑う林田さん。
「男女兼用のLサイズをはいてみましたが、ウエストはドローストリングで調整できて、身長155㎝の私でもルーズすぎないサイズ感に。チノショーツとシャツは白でまとめて、ジャケットと小物で引き締めました」
パッと目を引くのが、【JW ANDERSON】らしいストライプ柄のネクタイ。
「ネクタイは先シーズンから気になり始めていて、仕事のスタイリングでは使っていましたが、私服でも取り入れたくなってきました」
素材は、なんとシルク100%。上質感が漂うツヤが、カジュアルスタイルを格上げしてくれます。
【UNIQLO and JW ANDERSON】の楽しみのひとつといえばソックス! 新作も、大人買いしたくなる色柄ばかり。林田さんは、可愛すぎるカモメ柄をセレクト。
ほかにも、タツノオトシゴやマルチボーダーなど、足元が洒落るものが揃っています。
ウィメンズのみならず、男女兼用やメンズもくまなくチェックした方がよさげな2025年春夏【UNIQLO and JW ANDERSON】コレクション。ぜひ、店頭やオンラインストアをのぞいてみて。
林田夏苗Profile
スタイリスト。ファッション誌、企業広告、タレントのスタイリング、YouTubeなどで活動中。主に、プレッピー、カジュアル、ストリートスタイルが得意。プライベートでは二児の母。趣味はキャンプで、月に1〜2回は家族と自然のなかで過ごしている。ギアの知識も豊富で、アウトドアスタイリングも手がけている。
senior writer:Momoko Miyake