ミニマルを軸に多彩なテイストミックス
ラグビー日本代表、稲垣啓太さんのパートナーとしても有名な人気モデルの稲垣貴子さんは「黒×白」のミニマルでクールな装いを披露しました。黒のレザーブーツに白ソックスを添えて、タフ×ソフトのミックス。ヘルシーなタンクトップとショートパンツの上から、スタイリッシュなジャケットをオン。いろいろなテイストを入り組ませて、多面性を醸し出したコーディネートです。
「リファインド エクスプローラー プルオン レザー ブーツ」はアッパーに耐水性レザーを使っているので、天気に関係なく履きやすいモデルです。足首周りが伸縮性に富むリブ編みで、着脱が楽。レッグウエアとのコンビネーションを楽しみやすい高さで、ソックスもきれいになじみます。
厚底のチャンキーヒールブーツできれいめフェミニン
撥水性レザーのブーツには雨が心配な日でも安心な頼もしさがあります。実用性に優れているだけではなく、おしゃれ感の高いモデルが増えてきて、さらにメリットが大きくなってきました。インフルエンサー、NANAMIさんは「リファインド エクスプローラー ヒール チェルシー ブーツ」をきれいめの装いで履きこなしています。
厚底のチャンキーなヒールブーツです。厚底とチャンキーヒールがトレンド感をしっかり印象付けています。背が高く見えて、スタイルアップ効果も発揮。上品なジャケットとフェミニンなスカートという、少しずらした感じのマッチングがこなれ感を高めている理由です。バッグの「オリジナル ラバライズ 2ストラップ バケット」も耐水タイプ。巾着風のデザインがムードの「はずし」に一役買っています。
チャンキーなローファーでリラックスモード
色のバリエーションが広がってきたのも、今の耐水シューズのいいところです。白のローファーを履いたのは、2人組音楽ユニット「MIRRROR(ミラー)」のmei(メイ)さん。同じホワイト系のロングスカートとの間にベージュのソックスをサンドイッチ。穏やかでありつつ、リラックスモード感の漂うスタイリングです。
白いスカートにレザーベルトを巻いて、凜々しく引き締めました。「リファインド エクスプローラー フラットフォーム ローファー」はチャンキーなアウトソールにエコ素材のリサイクルEVA樹脂を使用。軽い履き心地です。見慣れた白スニーカーとは違った、大人顔でシティライクな仕上がりのホワイトローファーは自分好みの着こなしに役立ちそう。大ぶりのバケットバッグが「ハンター」らしさを添えてくれます。
ブラックで魅せる、大人プレッピー系コーデ
アメリカの学生から広まった「プレッピー」を現代的にアレンジした「ネオ・プレッピー」のブームが続いています。キーアイテムはジャケットとローファー。耐水性レザーのローファーなら、空模様が心配な日でも、自分好みのプレッピールックで出掛けられます。
スタイリストの小山田早織さんは、トレンドのプレッピーを大人っぽく仕上げました。深緑色のジャケットとミニスカートで量感をクロスオーバー。シャープな装いの決め手はハイソックスとローファーの黒コンビネーションです。
「リファインド エクスプローラー フラットフォーム ボウ ローファー」は忙しく歩き回る日でもしっかり足取りをサポートしてくれます。フロントにはブーツと同系色のハンターロゴをあしらいました。「リファインド スティッチ キャンバス ミニ トートバッグ」はキュートな小ぶりサイズ。取り外し可能で長さ調節OKのストラップ付きなので、肩掛けでもクロスボディでも使い方自在。雨から荷物を守る撥水加工が施されています。
英国流アウトドアは街中でも 天候不順に頼もしさ
ラバーブーツで有名な「ハンター」は英国を代表するアウトドアライフスタイルブランドです。英国流トラッドはプレッピーの源流でもあります。前身企業が1856年にスコットランドで設立されて以来、160年以上に及ぶ歴史を持つ老舗。普遍的な価値を重んじる「タイムレス」のロングトレンドにもなじむ魅力を備えています。
急な天候不順が増える中、「ハンター」ならではの耐水性や丈夫さは頼もしく感じられます。天気に関係なくしっかりと足取りを支えるのは、アウトドアで磨き上げられた履き心地や耐久性。一段とバリエーションが増えて、装いとのマリアージュがさらに楽しみやすくなりました。バッグも加えて、秋冬の装いをいっそう弾ませてみては。
ファッションジャーナリスト 宮田理江