暖冬に欠かせないヒートパデッドベストは必ずマーク
まずは、アウター系からチェック! 佐藤さんが最初に手に取ったのは、保温性の高さと軽さを誇るヒートパデッドシリーズのベスト。
「撥水加工などの機能性や汎用性があって3,000円台というのは、ほかでは見当たらないかもしれません。トータルバランスがとりやすい丈もいいですね。旬な重ね着が楽しめるうえ、温度調整がしやすいので、暖冬向きのおしゃれアイテムだと思います」
また、ファンデーションがつきにくいよう、ネックの高さを改良したのだそう。これも高ポイント!
ヒートパデッドの新作、コーデュロイのブルゾンにも注目
今季のトレンド素材のひとつがコーデュロイ。ということで、ヒートパデッドシリーズの新作として登場したのがこちら。裾と袖口に付いているドローコードを絞ることでしっかり防寒できたり、フードが取り外せるなど、機能面もバッチリ!
「存在感がある畝とボリューム感がかわいいですね。ダークトーンが増える季節なので、まろやかなナチュラルカラーを投入すると、軽やかな冬を演出することができます」
バズり中のバレルレッグパンツもコーデュロイがイチ推し!
「バレルレッグパンツシリーズといえばデニムというイメージだったから、秋冬ならではのコーデュロイ素材が新鮮! 樽(バレル)のような丸みを帯びたボリュームのあるシルエットなので、ショート丈のニットでバランスを取りました。流行中のハーフジップタイプは、取り入れるだけでいまっぽい空気を漂わせることができます」
このハーフジップニットは、ふわふわの肌触りで人気のパフィータッチシリーズのもの。
「ふっくらとしていて、軽い着心地が魅力。ベーシックカラーのカーディガンやボーダーなど、コーディネートしやすい定番ものは、ヘビロテ必至です」と話しながら、カーディガンをさくっと羽織った佐藤さん。
ドロップショルダーとロング丈で、リラックス感が漂います。
秋冬ならではのふわもこ素材は小物からスタート
ラックにかかっていたふわもこアイテムを手に取ってみると、まるでぬいぐるみみたいなバッグ。
「これ可愛い!」と肩がけしてみると、たちまちコーディネートの主役に。
「MacBook Airも入る大きさで、実用性も兼ね備えているのが嬉しいところ。秋なのに、まだ暑い日があったりもしますが、このような小物で季節感を演出するのもおすすめです」
ブラウン以外に、スタイリングが明るくなるナチュラルと、引き締め役にぴったりなブラックも。
シンプルな服のアクセントになる異素材のポーチバッグ
アウトドア系のコードに、ナイロン&ボアの大小ポーチがゆらゆら揺れる、アクセ感覚で身につけられるバッグ。ポーチは取り外し可能で、単品使いができるのも◎。
「シンプルなワンピースに合わせて、甘辛ミックスコーデを楽しみたいです!」
メンズはヘビーウェイトシリーズのスウェットが気になる!
ふくらみのある肉厚なスウェット生地で高見えすると大人気なのがヘビーウェイトシリーズ。
「ユニセックスなデザインも好きなので、メンズも常にチェックしています。中でも、ヘビーウェイトシリーズは何着も持っているほどお気に入り! 新作で気になったのは、やっぱりトレンドのハーフジップ。両脇にポケットがついているのも、本当優秀です」
次に目に留まったのは配色デザインのもの。
「ヴィンテージ感が漂う首元のVガゼットデザインに惹かれました。地厚なので、フードの立体的な立ち上がりもきれいです」
「スウェット類は、旦那さんや高校生の娘と一緒に着回すことになりそうです(笑)」
【GU】の秋冬も、大人が楽しめるトレンドアイテムが満載! 店舗やオンラインストアで、ぜひチェックしてみて。
●佐藤かな Profile
スタイリスト。雑誌『リンネル』などのほか、広告、カタログなどで活躍中。人気ブランドとのコラボレーションを手掛けるほか、趣味の裁縫好きが高じてソーイング本も出版。近著に『一年中着回せる簡単服』(扶桑社)が発売中。先日、講師として出演したテレビ番組『すてきにハンドメイド』(NHK)では、簡単に作れてコーディネートがしやすいノーカラーコートをデザイン。作り方と着回し術が掲載されている『すてきにハンドメイド 2024年9月号』(NHK出版)も発売中。
senior writer:Momoko Miyake