自分を客観視しつつも、無理なく続けられる食生活で体型をキープ
ファッションのみならず、メイクや体型においても自身を俯瞰するようにしているという野尻さん。
「ばっちりメイクだと私らしくないので、塗りすぎないようにナチュラルに仕上げるようにしています。だからファンデをはじめとする化粧品は、薄づきを謳っているものをいろいろ試したり。今年40歳になって体型キープの難しさをひしひしと実感しています。でも無理すると続かない。食事は基本的に食べたいものは食べていますが、白米を玄米にしたり、砂糖は余分に摂らないようにしたり、できるだけ自炊しています。加えて週に1回、ピラティスやストレッチにも。できる範囲で健康的な生活を意識しています」
薄づきなのに、気になる毛穴をしっかりカバーできるリキッドファンデ
スキンケアを含め下地は友人が手掛けるコスメブランド【ファチュイテ】のものをライン使い。
「【ファチュイテ】の下地はトーンアップしながら保湿力も感じられ、乾燥しやすい肌に嬉しい。毛穴にパウダーが落ちるようになって、最近ファンデーションをリキッドに変えました。【ルナソル】のリキッドファンデは超薄づきですが、しっかり毛穴をカバーできます」
目元メイクは茶系で柔らかく仕上げて
瞳が茶色く黒系コスメでメイクすると濃くなるため、目元は茶系で柔らかく仕上げることが多いとか。5年ほど愛用中の【スリー】のマスカラは束になりにくく、程よいカール感が出るのが◎。アイブロウペンシルは斜めにカットされた芯が描きやすい【スリー】で。
「【シャネル】のアイライナーはこの色味が好き。芯が固すぎず粘膜近くに引いても痛くないし、細かい線も描きやすいので10年ほど愛用しています」
オレンジ派が気に入った青みピンクのチーク
パレットの中でも鼻の下の赤みを消すためにコンシーラーが活躍。
「おでこや鼻筋にはハイライトを入れて凹凸を作っています。血色をよくしたいからチークも必須。以前はオレンジ色が多かったんですけど、この青みがかったピンクに惹かれて最近はこればっかりですね」
敏感な唇でも荒れにくいリップグロスを発見!
リップは2種類を気分で使い分け。
「グロスを塗ると、紫外線で唇が荒れることがあるんですけど、私の唇に合っているのか【ヘラ】だとそんなことがありません」
【シャネル】のリップクリームは保湿力が高いだけでなく、シンプルなデザインのスティックも気に入っているそう。
このスタイリング剤があれば、どんなアホ毛も落ち着く!
35歳になった頃からから抜け毛が増え、その結果アホ毛も増えて気になっているそう。
「アホ毛用スタイリング剤はいくつか試しましたが、一番キープ力があるのがこれ。もうこれがないと生きていけないかも(笑)。【スリー】の香水はどの香りも好き。精油がメインだから香りが強くなくて、気が向いた時につけ直すために携帯しています」
出先で乾燥を感じたらメイクの上からでも使えるミストで、即保湿をしているそう。
※価格はすべて税込みです
Photograph:川本史織
Senior Writer:津島千佳