高機能中綿“パフテック”を採用したトレンド最前線のベスト
今年も、気温高めの秋と暖冬が予測されているなか、注目されているのがアウターとしてもインナーとしても使い回せるベスト。【Uniqlo U】では、天然羽毛を使用していない、暖かくて軽い次世代の高機能中綿“パフテック”を採用したものが登場! 佐藤さんにおすすめポイントを伺うと、「保温力はもちろん、ノンキルトでカジュアル過ぎず、シンプルなデザインでどんなアイテムとも合わせやすいのが魅力です」というコメントが。「袖ぐりが広めなので、ざっくりニットやアウターなどともレイヤードがしやすく、裾のドローコードを絞るとシルエットが変えられるのもいいですね」
佐藤さんが手にしたのは、流行色のブラウン。「同系色のコートに重ねて、ベストがアクセントになるコーディネートにしてみました」
シンプルなコートに奥行きが出て、今年らしさ満点の着こなしに。
「コートのなかは、淡いベージュのシャツとパンツでセットアップ風に。オールインワンのように着こなせるのも気に入っています」
お出かけするときは、すでに先行で発売されているクロスボディバッグを。
オンラインストアのレビューでも「心地よく体にフィットするのがいい!」「高見えする!」「500mlのペットボトルも入って最強!」と大人気。4色展開で、色ち買いしている人も!
見た目以上に荷物も入るので、ぜひチェックしてみて。
何通りも着られるミニ丈のメリノウールブレンドワンピース
「メリノウールがブレンドされたハイゲージで、きれいめな印象。個性的なデザインにも惹かれました」と佐藤さん。この写真だと、ワンピースと同素材のスカーフ付きなの? それともベルト付き? と疑問符が浮かびますが、答えはドッキング型。
首に、マントのようなニットストールがくっついています!
「ボトムスにインしてもごわごわしない薄手ニットなので、トップスとして使ってみました。黒のデニムパンツや小物でまとめて、オールブラックコーデに」
「ニットストール部分は、首にくるくる巻いて、ゆるくひと結びしてもいいですね」
太めのリブが印象的! シンプルなジップアップジャケット
ふんわりとやわらかい、ラムウールブレンドのジップアップジャケット。少し短めの着丈で、好バランスがキープできるのが嬉しいところ。
「存在感がある太めのリブがメンズライクな雰囲気。コンパクトなシルエットなので、ボトムスはゆったりとしたメンズのコーデュロイパンツでメリハリをつけました」
中に着たシャツは、しなやかなリヨセル素材。リラックス感があるシルエットなのに、きれいめに着ることができます。
「ふだんは黒を手に取ることが多いですが、今季の【Uniqlo U】では、ブラウンを中心に、マスタードカラーや淡いベージュを使ったアイテムも気になりました。流行のレイヤードスタイルも気軽に楽しめるラインナップなので、皆さんもぜひ楽しんでみてください!」
●佐藤かな Profile
スタイリスト。雑誌『リンネル』などのほか、広告、カタログなどで活躍中。人気ブランドとのコラボレーションを手掛けるほか、趣味の裁縫好きが高じてソーイング本も出版。近著に『一年中着回せる簡単服』(扶桑社)が発売中。先日、講師として出演したテレビ番組『すてきにハンドメイド』(NHK)では、簡単に作れてコーディネートがしやすいノーカラーコートをデザイン。作り方と着回し術が掲載されている『すてきにハンドメイド 2024年9月号』(NHK出版)も発売中。
senior writer:Momoko Miyake