ブランドの歴史やシンボルが描かれた美しきアート
【JOHN SMEDLEY】が、ブランド設立240周年というタイミングで、ブランドの歴史を未来に伝えるべく一枚のアートを発表。手掛けたのは、歴史や物語をリサーチし、それらをデザインに反映させる作品を生み続けているイギリス在住のアーティスト、メリッサ・ホワイト。実際に【JOHN SMEDLEY】の工場があるリーミルズを実際に訪れ、ブランドの歴史を紐解きながら彼女のフィルターを通して緻密に描かれています。
アートをよく見ると、24歳で経営を引き継ぎ、大切なパートナーの羊と寄り添うジョン・スメドレー2世や、110と書かれた日本の国旗が桜の木にくくられている様子、1900年代初頭に大正天皇のために作られたロング・ジョン(股引)……というように、【JOHN SMEDLEY】のキーパーソンや、日本との関わりが伝わってくるモチーフがちりばめられていて、描かれているひとつひとつのストーリーについて知りたくなります。詳細については、年2回発行しているカタログに書かれているので、ぜひご一読を。
ノベルティはアートをプリントしたクロス&バッグ
このアートは、店頭でタペストリーとして飾られるほか、非売品のノベルティにも登場。【JOHN SMEDLEY】オンラインショップ、直営店にて税込み¥55,000以上購入すると、オーガニックコットン ラッピングクロスか、オーガニックコットン ショッピングバッグのどちらかをプレゼントしてもらえます。 配布は、2024年9月6日(金)からスタート。なくなり次第終了なのでお早めに。
では、【JOHN SMEDLEY】のおすすめアイテムをご紹介していきましょう。
さりげない袖口のフレアがフェミニンな日本限定カーディガン
なめらかでほのかに光沢を放つエクストラファインメリノウール素材のリブカーディガン。日本限定コレクションで、トラッドな空気を醸すシャツタイプのニットというのが新鮮。ボディラインを拾いすぎないシルエットと、袖口のさりげないフレア感が、女性らしさを演出してくれます。
ベーシックなツインニットは抜群の着心地のよさ
中に着たファンネルネックニットの素材は、ブランド独自で開発した“アングロインディアンガーゼ”。【JOHN SMEDREY】を代表するエクストラファインメリノウールとシーアイランドコットンの撚り杢糸で作られていて、両方のいいとこ取りが実現! シャリ感のあるドライタッチな肌触りで通気性がよく、抗菌、消臭、洗濯機で洗えるなど、かなりのハイスペックぶりで注目されています。
カーディガンは、肩幅や腕まわり、着丈に少し余裕を持たせた定番の“モダンフィット”シリーズのものを合わせ、ツインニットのように着るのがおすすめです。
シンプルなスタイリングのアクセントになるニットスカーフ
ひとつ前でご紹介したファンネルネック長袖ニットプルオーバーと同素材で作られたスカーフ。美しいドレープが生まれる質感で、サイズは78×78㎝の正方形。ベーシックカラーでシンプルなデザインなので、どんな服でも合わせやすく、アクセント役になってくれるのが嬉しいところ。老若男女問わず使えるのも魅力です。
秋冬支度はこれからが本番。【JOHN SMEDLEY】には、ほかにも心地よくてあたたかい新作&定番がわんさか。アニバーサリーイヤーならではのムードを感じに、ぜひショップへ足を運んでみて。
senior writer:Momoko Miyake