ここ数年の猛暑続きにより、夏は風通しのいいワンピースに袖を通すことが増えたという人も多いはず。でも涼しいワンピースは露出度が高かったり、大胆なプリントだったりして、街で着るにはリゾート感強めな場合も。そこでワンピースに定評のあるブランドのリゾートドレスを、OFF⇔ONでスタイリングを変えてスタッフが着回します。今回は着心地の良さと女性らしい上品さを両立し、着ると気分が華やぐドレスを提案する【マリハ】。PRショールーム「73 Showroom」を主宰する河野なみこさんがエレガントに着こなします。
<OFFスタイル>かごバッグで定番の「夏の月影のドレス」に抜け感を出して
裾が美しく広がり、エレガントな印象の「夏の月影のドレス」は【マリハ】の定番。2024年の新柄は、デザイナーが影響を受けた庭園をシルエットで表現しています。
「柄物でもモノトーンなら主張しすぎませんし、『夏の月影のドレス』のポイントであるVネックがシャープな印象も醸し出します。夏らしいバッグとヌーディなサンダルを合わせれば、リゾートなスタイルの完成です」
サングラスは少し個性的なキャットアイ形をチョイス。
「形は主張があっても、フレームやテンプルが華奢なゴールドのため、意外とかけやすいのが魅力。レンズが赤っぽい色でスタイリングのアクセントになります」
<ONスタイル>機能的なジレを重ねればオフィスもOK!
ドレスをフォーマルにシフトさせるのにぴったりなのがジレ。ジャケットと違い袖がないので、夏でもすっきりと着こなせます。
「しかもこのジレは接触冷感やUVカット、吸水速乾を搭載した機能的な生地。手洗いもできてイージーケアなのも便利なんです。バッグはボストンにして、きちんと感を高めました」
ジレの品のよさに合わせて、ジュエリーもシンプルなデザインをチョイス。
「ポイントは人差し指の天然石を使ったリング。ゴールドルチルクオーツは仕事運がアップするとも言われ、透明に近いので仕事中でもさりげなく身につけられます」
※価格はすべて税込みです
Photograph:川本史織
Senior Writer:津島千佳